前回のつづき
”中央アルプスの少女たち”に自宅で逢いたい その2
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前回のあらすじ
2022年に長野県・箕輪町のフクロナデシコの花園を撮影に行ったときのことじゃ。
あまりの見事な咲きっぷりに魅せられてのう。
出口付近で無人販売されていた種を買ってきて自宅の庭にばらまいておいたら、その翌年になって花が咲き出したのじゃ。
前日にはたった一輪じゃった花が翌日には二輪三輪と咲き出してのう。
しめしめじゃ。
この分ではあの長野県で見たような、ピンクの花であふれかえるほどの花園がワシの庭で居ながらにして見られるかもしぬわい😁
それからというもの、毎日朝起きると真っ先に窓から覗いてみたものじゃ。
ところがどうじゃ。
待てど暮らせどあれから一向に増える気配がないのじゃよ。
いくら何でもこれでは寂しいではないかえ😩
2022年長野県で撮影
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わしゃこんな花園を夢見ていたのじゃがのう😫
それに比べてこの「花園」の惨憺たる有様はどうじゃ😭
しかし考えてみればワシにとっては生まれて初めての花の栽培じゃ。
一輪咲いただけでもよしとしなければ仕方がないのかもしれぬのう。
今年はこんなことで潔くあきらめるとするわい。
フクロナデシコの奥に見える草はアマドコロ。
ひょっとするとナルコユリかも知れぬが、ワシには区別がつかぬわい。
この草はなぜか昔からここに自生しているのじゃ。
フクロナデシコの種子を蒔くときにこの草の一部を刈り取ったのじゃが、まだかなり残っている。
スズランをちょいとスリムにしたような花じゃが、これはこれで可愛らしいわい。
その向こうにはシャガ。
数年前に滋賀県へこの花の撮影に行った際に、そこの持ち主が数本を根こそぎ抜き取ってワシに持たせて呉れてのう。
それを庭に植えて置いたら翌々年になってから咲き出した思い出の花じゃ。
朝陽を浴びるフクロナデシコ。
肝心のフクロナデシコは増えぬのに、何だか訳の分からぬ雑草ばかり生えて来たぞえ。
雑草が生えては困るのじゃよ。
長野県のあのピンク色のかわいい少女達に来てもらうためには雑草なぞは邪魔っけなのじゃ。
これもあちらこちらでよく見かける雑草じゃが、検索するとマツバウンランとある。
繁殖力が強いというから困ったものじゃ。
こいつも区別が難しい。
ハルジオンかヒメジョンじゃ🙄
早くも花の後ろの袋が膨らんで来たのう。
こうなるともう最盛期は終わりじゃ。
やっぱり今年はこんな寂しい庭のまま終わってしまいそうじゃわい。
徐々に花がしぼむにつれて袋はますます膨らみ、次の世代へバトンタッチの準備が出来たようじゃ。
しかし全部が一様に花を閉じるわけではない。
最盛期は終わったが、まだまだ頑張っている花もあるぞえ。
元気な花とくたばった花が半々じゃ。
日が暮れてから撮ってみた。
朝陽に輝く光景もよいが、夜間の撮影も捨てたものではないのう。
昼間では見られぬ独特の色合いじゃ。
撮影を終えて空を見上げれば、植木の彼方にはまん丸お月さま。
フクロナデシコのドタバタ騒ぎはまだ続くが、もうちょいとだけ我慢をしてご覧くだされや。
つづく
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