これが最後の雪景色
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長く続いた寒波がやっと終わり、気温も日に日に上昇してきた昨今じゃのう。
皆の衆のブログを拝見しても春めいて来た雰囲気がじわりじわりと伝わってくるわい。
しかしワシには最後の最後にどうしても見てみたい冬景色が残っていてのう。
TVなどを視ていると、滋賀県琵琶湖の北部(湖北地方)では長期間にわたった寒波の影響でかなりの降雪があったようじゃった。
その降雪中の模様をぜひにも撮ってみたいと思っていたのじゃが、それを実行に移せなかった心配事があってのう。
それは行き帰りにどうしても通らなければならぬ高速道路の状況じゃ。
その高速道路には以前から降雪のために何時間も立往生を喰らって話題になる箇所があってのう。
それが心配で降雪の可能性がある期間はじっと我慢するしか仕方がなかったのじゃよ。
しかしやっと寒波も終わりを告げてこの数日間は晴れの予報が出たからのう。
それ行けとばかりに早速繰り出したというわけじゃ。
今回のお目当ては琵琶湖の西側(湖西地方)なのじゃが、せっかくここまで来たのじゃ。ついでに東側(湖東地方)の様子も見ておこうわい。
そこは今までに何度も登場した、湖上にハスが咲くワシの撮影ポイントじゃ。
現場についてみて驚いた。
昨年の花の盛りには一度も来なかったから確かなことは分からぬが、さぞかし湖面は花よりも大量の葉っぱで埋め尽くされていたじゃろうて。
葉っぱが多すぎると水面が見えず、水生植物らしくなくなってしまってわしゃあまり好きではないわい。
などと勝手な言い訳をしながら、もっぱら春先の葉っぱが芽生え始めたころや、枯れ果てて後期高齢者になったころにのこのこ出かけていたものじゃ。
今日はちょいとでも残雪の気配はないものかと覗いてみたのじゃが、それらしい景色はさっぱりじゃわい。
それではここはまたの機会にお邪魔することにして、今日はこのままオサラバじゃ。
早速これから今回のお目当ての湖西地方へ出かけてみようわい。
湖西へ来てみると道路の脇は雪で一杯じゃ。
遠くのほうにこの湖でよく見かける杭があったので撮影しようと思ったのじゃが、近寄って行こうにもこれでは入って行けぬわい。
仕方なく道路際の松並木の隙間から何とか一枚パチリ。
遠くに見えるのは琵琶湖上に鎮座する竹生島。
この寒さの中でよくヤルのう。
お前もじゃ😠
広い道路へ出てきた。ここも両側は雪だらけじゃ。
前後に車が居ないのを見澄まして運転しながらパチリ。
よい子の皆はマネしないでおくれ。
毎度おなじみの杭の立つ湖畔へやって来た。
雪はまだ残っているが、大分踏み荒らされてしまっているのう。
何のために立っているのか分からぬが、随分古めかしい杭じゃ。
雪が降ってから数日が経つと地肌が見えて来るし、足跡もついてしまって興ざめじゃわい。
やはり降雪の最中か直後がいいのう。
それは分かっているのじゃが道路事情を考えると出かけて来る勇気がないのじゃ。
これが獣の足跡ならちょいとフォトジェニックじゃが、人間様の足跡ではのう。
半ば雪に埋もれるように咲く椿。
ちょいと疲れて車で一休みしているうちに、辺りは黄昏てきたわい。
ただし湖西の夕陽は琵琶湖の反対側じゃ。
雪解け水に夕空のリフレクション。
琵琶湖側の夕方は何の変哲もないわい。
怪しの光。
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湖上に浮かぶ標識灯の灯りが点滅し始めたのじゃ。
日中は撮影の邪魔になるこの標識灯も、夜になるとちょいと面白いわい。
駐車場のすぐ横は林じゃ。
道路際の街灯が残雪の林を照らす。
深々と更けていく琵琶湖。
明日はどんな景色が待っていることやら。
つづく
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