前回のつづき
琵琶湖のハス~③未明の天候
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天気予報が大外れになり、ヤケ酒を煽った昨夜から一夜が明けた。
駐車場に停めた‟動くホテル”のベッドルームでむっくり目を覚ましたわい。
東の空は今まさにマジックアワーの真っ最中。
悔しいのう。
昨夕の西空がこんな空模様になって欲しかったわい。
この地域の琵琶湖は西向きじゃから、いくら東の朝空が素晴らしい光景になったところで何ともならぬのじゃ。
しかしせっかくここまで来て車中泊したのじゃからのう。
何も撮らずにオサラバするわけにはまいらぬというものじゃ。
と、性懲りもなくまた撮影ポイントまでの数百メートルをトボトボと歩いて行ったのじゃわい。
昨日の撮影ポイントへ着いてみると、西空は相変らずどんより曇り空が続いている。
暁暗の琵琶湖。
対岸はまだ灯りが点いているわい。
昨日に続いて時々強風が吹き、葉っぱも花も揺れに揺れる。
まだ薄暗いせいで必然的にシャッタースピードが遅くなり、花も葉っぱもブレブレじゃ。
遠くのハスの葉は相変らず湖面にへばりついたまま。
なぜか茎が伸びて来ぬのじゃ。
これでは花も咲かぬわのう。
対照的に岸辺の蓮は茎も伸びて、あまり多くはないが花を咲かせているわい。
しかし北寄りのハスは、岸辺近くでもあまり花が咲かぬのじゃ。
この辺りには大量の藻が繁茂していて湖水が見えづらい。
水面が見えぬと風情がないのう。
ハスは朝に開花するというがこの花はまだ開かぬ。
西空は一向に晴れて来る気配がないわい。
しかし例え晴れていたとしても、お天道様は西空からはお昇りにならぬわのう。
当たり前じゃ😠
しかし湖面がわずかじゃが染まって来たぞえ。
空を見上げると雲もうっすらと紅色に。
昨夕の暗雲よりマシかもしれぬのう。
しかしやっぱり光がないと面白くないわい。
昔から「写真は光と陰の芸術」などと言うからのう。
しかしこれはあくまでも一般論じゃ。
ワシの写真が芸術だなどとおこがましいことを言うつもりはありませぬぞえ。
水鳥も飛び始めた。
おや…?
対岸の水平線近くの市街地が何となく明るくなってきた気がするのじゃがのう。
竹生島も上の方がわずかじゃが明るくなってきた。
こちらの半島も日が当たって来たわい。
東空にはお天道様がお出ましになってきたようじゃのう。
竹生島は明らかに朝光が射して来たわい。
東を振り返ってみると…
この辺りもそろそろお天道様のお出ましが近づいて来たぞえ。
つづく
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