東野バス ボンネットバスに乗る-2 2016年 大田原 | タカカメブログ

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~写真好きの のほほん日記~



じと22

次に乗るのは2回目の自分たち
1回15分くらい乗って行ってくるとエンジンを
休めるため15分程度休むと言う
また走るためには運転手と他に整備士が
同乗が条件という
何時エンジンストップするかも判らないからだと言う
次回の姿を見ると納得がいく


じと23

運転席の様子が今と違ってアナログだ
それでも今の車検に合うよう直しているという


じと24

運転手が乗りその脇に整備士が乗っている
雨が降ってきたのでワイパーは
今のように電動で動く様に改造
安全の為のシートベルトも今仕様だ


じと25

運転席と左側には手動のワイパー今は整備士が
手で動かしているが昔は車掌さんが
動かしていたのかな


じと26

またギアの切り替えもセカンド15Km、
サード25km厳守と書いてある
また左折時ウインカーを戻すことなどの
注意書きが描いてある
見た目は新しいが何と言っても50年以上
使わなかったエンジンみたいなのだから


じと29

また最高速度は40kmまでという
私が子供のころ乗ったバスは坂があると
お客を乗せたまま登っていけないので
坂下で客を全員降ろしバスだけで坂の上まで行き
客は歩いて坂上まで行きそこで乗って走って行った
思い出がある
今では考えられないエンジンのパワーだ


じと30

冷房等なく天井が開く様になっていて風を
入れるようになっている
網棚はあったが吊皮はなく
みんな横に座るタイプだった


じと27

バスは黒羽駅へと近づくまっすぐ行き右側に
曲がると旧東野鉄道 黒羽駅 がある
その前にはバス乗り場があってたくさんの方向に行く
バスが待機していた
今は大きなお店などができていて面影もないような感じ
 昭和43年(1968)廃止される前に
ここを始発でSLや軌道車に乗り降りした
木造でできた駅舎 発車時刻表や駅と運賃表が
木板に手文字で描いてあったように思う
行く場所を言ってから棚に並んだ所から
たくさんあるうちの1枚をくれる
また ここで山本有三作品の路傍の石の映画を
撮影(1960年公開) その吾一少年期の役を
そのころの子役の太田博之さんが鞄を
背負い かけていくシーンを撮影していた所を見た
後で映画を見た時数秒の所を何回もやり直して
撮っていた様に思う
また吾一が鉄橋にぶら下がったシーンは
黒羽駅から先に延びていた線路の
鉄橋みたいだったように思う



じと28


東野鉄道がある頃黒羽駅を出ると右側に
大谷石でできた倉がいくつかあったように思う
ボンネットバスは元黒羽駅を過ぎ
単線の線路があった線路道をゆっくりひた走り
道の駅 那須与一の郷に戻ってきた
わずか15分くらいのボンネットバスの旅
知っているところを走ると言うのは
昔のことが走馬灯のように思い出す

ボンネットバスに乗る 2016年4月17日撮影 つづく

道の駅 那須与一の郷
場所     栃木県大田原市南金丸1584-6
問い合わせ TEL 0287-23-8641

旧東野鉄道 黒羽駅、バス停跡
場所  栃木県大田原市黒羽向町471附近
     現在のスーパーさかいり黒羽店あたり

大田原市観光協会 
TEL 0287-54-1110

ツアー会社 東野交通(株)本社旅行センター 
TEL     028-660-2441
東野ツアー (ボンネットバス企画)に参加
栃木の廃線跡(東野鉄道、東武鉄道大谷線、矢板線)を巡る