サンドバッグのような一日だった。
6人でテーブルを囲んでいた。
フェスの裏側は大変で、
本当にイベント一つ終わるごとに命を削る
上記は
始めてフェスを運営した人の感想だ
皆そう感じる
4人から
行き場のない不満や怒りが
私に飛んでくる
なぜなら
私は実行委員だから
お詫びの言葉と共に頭を下げる
なぜなら
私が実行委委員だからだ
サンドバックのように
言葉でたたかれる・・・・・
私は
何年も
いくつかのホール公演や
沢山の小さなイベントを主催してきた
イベントの運営が大変なのは身に染みている
だから
みんなの気持ちが痛いほどわかる
そして
みんなもわかっている
私が悪くないことも
でも、言わずにはいられない
怒りと憤りがそこにはあった
私はこのフェスで
実行委員といえど
飾りでしかないのだ
情報が下りてこなかったので
私の力が発揮できる
チャンスもなかった
もうやらない、私は降りる
という人もいた
二度とやりたくない
そういう人も複数いた
去る人は去るのだろう
仕方がない
残る人は残る
そうしていくうちに
身の丈のフェスティバルが
見えてくるのだろう
今回のフェスは
いきなり大きくなり
身の丈をはるかに超えていたのだ
私の態度は
叩いている人から見たら
ふてぶてしいく見えたかもしれない
なぜか
驚くほど
ダメージを受けない私の心がそこにあったのだ
運営を別の団体に変えた方が良い
と言ってくる人は
決して
自分で探して変えることはしない
そんなことも慣れっこだ
私にとってこのフェスは
生徒さんたちの発表の場
ジョージアンダンスの
素晴らしを伝えて行くことは
必ずしも
この実行委員である運営会社に
頼らなくてもよいのだ
自分で
また0から1を作れば良いのだ
このフェスが
実行委員である運営会社と
続こうが切れようが
私には関係ない
生徒さんの発表の場と
この踊りのすばらしさを伝えることが叶う場が
そこにあれば
さあ
第3回のジョージアフェスは今日から始まったのだ
ーーー
フェスは運営にかかわった人にとっては
大変残念だったが
フェスティバルと並行して
私主催で開催していた
「ジョージアンダンス合宿2024」は
大成功だった
ジョージアフェスティバルは
完全ボランティアなので
第一回の時からこの
「ジョージアンダンス合宿」を開催してきた
参加した方の参加費で
ジョージアから招いた私の師に
就労ビザを取り
ギャラを支払い
飛行機とホテル代を払ったのだった
第1回は
マイナス覚悟の捨て身だった。
それが
第2回には
私の師が生徒さんとそのご家族たちを連れ
26名ものジョージア人が
東京のフェスティバルに参加してくれた
日本にいながら
ジョージアフェスでジョージアを感じ
本当のジョージア人と交流した
生徒さんたちは
頬を紅潮させて
楽しんでくれました
師匠の生徒さん達も
エキゾチックな日本文化を
堪能していた様子
私が長年海外で体験してきたことを
民族舞踊を通して
生徒さんたちに経験してもらえて
ほんと幸せでした
来年3月には
生徒さん何人かと
ジョージアのフェスティバルへ参加したい
そうして、この
草の根の交流の輪が
広がっていきますように
ここまで
お読みくださり、ありがとうございました。