先日、手術1ヶ月前なので病院に検査に行ってまいりました!
採尿
血液検査
心電図
肺のレントゲン
肺活量測定
など、
全身麻酔の手術ができる状態か
検査してもらいました。
結果、
特に問題なく
このまま予定通り
手術できそうです
で、皆さま。
あのですね…
手術前検査は置いといて、
聞いてほしい事があるのですよ。
その日、手術前検査をした病院で、思いもよらない事に遭遇したんです、私
そこは総合病院なので、いろんな科が集まってます。
その日はとても混んでいる日でした。
私は耳鼻咽喉科にかかっているのですが、いろんな科でひととおり検査をしてきた後に、
耳鼻咽喉科で再受付しようとしてた時。
待合室のあたりに、車椅子に座ったおじいちゃんと🧑🦽
付き添いのおばあちゃんがいたんです。
かなり高齢。たぶん80代以上のお二人。
まぁね、そんなん、よくある光景だから気にしてなかったんだけど、
ちょうど目の前でおばあちゃんが「あら、おじいちゃん、起きなくなっちゃった」とかわいい声で言ってて。
おじいちゃんは車椅子ですやすや居眠り💤
で、私は受付し終わって、ちょうどお二人の前あたりに座って順番を待ってたら…
看護師さんが高齢夫婦の順番を呼びに来た。
「〇〇さん、順番来たから、中に入ってねー」
「あのぅ、おじいちゃん起きなくなっちゃって」
「あらあら、〇〇さーん、起きてねー、順番よー… て、
おじいちゃんに触り、顔を近づける看護師
あ⁈
あー!!!
〇〇さーん!
めちゃくちゃ大声で
だれかー!
だれか来てくださーい!」
はい、
この大声で空気感どえらい変わりました!
その頃には
さっきの居眠りおじいちゃんの顔色が悪い。てかもう白い。
やばい。
ご察しの通り、いきなりやばいのです。命が、命が〜😱
日常で、いきなりこんな事あるー?救急入口ならまだしも、普通のただの待合室よ。
心の準備できてないよー!
苦しんでいる様子も、トラブルも何もなく、静かな病院で、いきなりこんな状況なんて!
やばい、とんでもない事が起きてる、と私は思いましたが、
危機感あるのはほんの数人だけ。
普通の日常の穏やかな待合室はまだ普通の空気が流れています。
そんな中、あちらこちらのいろんな科から、数人の看護師さんが足早に来てくれて、一気にバタバタ‼️
意識確認
呼吸確認
反応なし!
バタバタバタバタ
担架持ってきてー!
☆☆先生呼んでー!
バタバタバタバタ
どこに運ぶ?
何科?
どこ空いてる?
バタバタバタバタ
担架に乗せて運ばれていくおじいちゃん。ガラガラガラガラ
それと同時に院内には
「緊急放送、緊急放送、
救急チーム、2階〇〇科に集合してください」
すると、あちらこちらから、
見るからに仕事出来そうな、敏腕な感じの医師やら看護師やらが、集まって来た!
素早い!そしてかっこいい!
そのうち、いろんな科から、
どうしたどうした?と様子を見に来た医師や看護師で、
ごった返す。
え?そんなに見にくる?
ってくらい集まってくる。
誰かが
「AED〜!」と叫ぶと
軽い気持ちで見に来てた看護師が、二度見で
え⁈AED?
バタバタバタバタバタバタバタバタ
近くの医師がAEDのケースを開けて取ると、大音量でブザーが鳴り響く🚨
それに驚いて泣き出す子ども
あちこちに行き交う人・人・人
カオス!
the カオス!
人が多すぎて、ヘタに動けない。邪魔になってしまう。
あ、おばあちゃんは?
どうしてる?
おばあちゃんは、事態を深刻に捉えておらず、1人で椅子に座っている
おばあちゃんにだれか寄り添ってあげてー!
誰もいないなら、私が隣に〜
と思った時に、看護師さんが隣に座り、状況を説明していた。
おばあちゃん…
目の前すぎて話が聞こえてしまう。
「誰かご家族は?」
「2人暮らしよ」
「お子さんは?」
「息子も娘も、みんな県外なの」
「病院から連絡を取りたいんだけど…」
と話は続いていた。
おじいちゃんとおばあちゃん、2人暮らしなのね。
子ども家族は県外ってよくある話。
さっきまでおじいちゃんと病院に来て、待って、っていつもの事だっただろうに。
後で聞いた話によると、
おじいちゃんは心臓に持病があったそうです。
苦しみもなく、こんなに静かで穏やかな最期もあるのですね。
病院内で、たくさんの方に見守られて最期を迎えたおじいちゃん。
タイミングはいきなりだったけど、おばあちゃんにしてみたら
家で2人きりの時よりも、病院内ですぐにたくさんの方に対応していただけて、その点では心強かったかもしれません。
どこのどなたか存じ上げませんが、最期にお会いできたのも何かご縁があるのかもしれません。
おじいちゃんのご冥福をお祈り致します。
というわけで、
いきなりとんでもない事に遭遇して、手が震えた私でした。
しかし、自分の検査がこの後ではなくて、本当に良かった。
この後に心臓検査だったらドキドキしちゃって
いい検査結果にならなかったでしょう
いやいや、人生、いつ何が起きるか分かりませんね。
命の限り生きようと
考えさせられる出来事でした。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました