-再びレギャン-


一通りサーフォンを楽しんで疲れてはいたのだが、いかんせんまだ昼飯を食っていない

腹が減っちゃ昼寝もできない

金もまだ残ってるし、近所に飯でも食いに行くかとひとまず部屋をあとにした

大量のRp(ルピア)を手にするCherry。 でも彼が持つとRp(ルンペン)にしか思えない


飯を食ったらすぐ戻ってきて休もうとホテルの近所のレストランへ

さすがに顔が疲れてる


ここ三日間。なれない土地と連日の酒漬けでさすがに体はぼろぼろだ

スタミナつくものを食べようとメニューを見てTボーンステーキを注文する事にした

ヒンドゥー圏なのに牛肉が置いてあるってのもやっぱり観光地なんだなぁ

他の連中もサーロインステーキやロースステーキと牛肉尽くしの昼食となった

みんな疲れてるんだなぁ

そして注文するとき

「すんませ~ん、ステーキください。後、ビール

「あ、オレも」

「あ、オレもオレも」

「じゃあ、オレも」

そして運ばれてくるビンタン6本・・・

結局こうなるのかよorz


おとなしく飯だけ食ってホテルでノンビリしようと思ったのに、ここではそれが許されないようだ

さっきまで海にいた事なんてなかったかのように酒を呑み肉を食らう

固い肉なんだが妙にうまい

さっき死に掛けたくせにステーキにすごむCherry


体が欲していたのか牛肉が実にうまい

食っても食ってもまだ入る感じだ

つか、酒で満腹中枢が完全に壊れている

これはさすがにまずいだろうと、ある程度呑んだところで店を出る事に

日はまだ高い


さて、後はホテルでゆっくり休むだけ・・・

と、思ったのもつかの間、お土産を買いにレギャンへ繰り出す事になった

もうオレ疲れたよ・・・

それでもバリにいれるのは今日が最後。残った力を振り絞りレギャンへ向かって歩き出した

そして10分ほど歩いて

また宴会


だってもう暑いんだもん。疲れてんだもん

酒呑むしかないじゃんよ

いったいこの旅でどれくらいの酒を呑んだろう

でも、明日には日本なんだな


お土産とか、買い物とか、バリとかもうどうでもよくなっているのだ

完全にヨッパらいである

この後寄ったところがビンタングッズの販売所だってのもヒドイw

どこまでビンタンに依存する気なんだwww

その店でビンタングッズをある程度買うと

さすがに荷物が邪魔なので今度こそホテルへ戻る事にした

そしてホテルの近くまでついた時にA2が突然誰かに声をかけた

どなたですか?


さすがA2顔が広い。バリにいる外人にまで知り合いがいるとはねぇ

それにしてもこの外人ノリノリである

ヨッパらってるオレら6人よりはるかに高いテンションだ

なんつー頭してるんだww


A2はうれしそうに握手をするとこっちへ戻ってきてこう言った

「あの人クリスチャン・フレッチャー だよ。オレら時代のヒーローだ」

ちょっと待て。同い年、そして同じドラマーだがそんな人をオレは知らない

ひとまず「ふ~ん」とうなずいたのは一刻も早くトイレに行きたかったからだ

そして日本に帰って調べてみると

なるほど、すごいサーファーらしい

すげえ


でもおかしい、写真をみたら全然違う人なのだ

人違いなんじゃない?外人はノリがいいからなんとなく騙したんじゃあ・・・

爽やかなナイスガイじゃん


ググって見つけた写真はバリで出会った彼とは全然印象が違う

う~ん、こりゃ騙されちったかなぁと別の写真を見てみると


間違いなく同一人物!!


これは間違いない!!

このタトゥーの写真をみれば一目瞭然!

バリで出会った人はクリスチャン・フレッチャーに違いないのだ!!

ああ~全然知らないけど有名人なら握手くらいしとけばよかった!

そんな有名人と出会った後はホテルに帰ってゆっくりと休むことができるわけねえ!

テンションがあがったオレらはそのままDSマージャン大会!


もちろん片手にはビール


もういつ死人が出てもおかしくないこの旅は最後の夜を迎えようとしていた


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ヒデストロイヤーのバリ日記はこちら

週間ヒデストロイヤー


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BREAKOUT

-トロトロ-


不思議なことにバリで二日酔いは経験しなかった

呑んでいるのがビールばかりだからだろうか?

この日も二日酔いなくすっきりと目覚めることができた

そしてぱぱっと身支度を済ませるとトロトロというサーフスポットへ向かうことにした

もちろんオレはやらないがせっかくの機会だ、見学することにしよう


ホテルから走る事数十分。車はサーフポイントのトロトロまで到着した

みんながサーフィンに興じてる間、オレはDSやったり、読書したりノンビリするとしよう

と、思った矢先、なんとここから船で移動だという。どうやら沖磯のようなところに行くようだ

イメージではこんな感じ



ここまできたらせっかくなのでそのスポットまで行ってみよう

DSと本をビニール袋に入れて船に乗り込みしゅっぱーつ!

 

ちょっと不安な船                              どんぶらこという表現がふさわしい


しかしこの船思ったより揺れる

正直船酔い気味


船は苦手なのだよ、ポイントにつくころには船酔いでゲームとかできないんじゃ・・・

ゆらゆらと船は揺れながらポイント目指し波をかきわけ進む

 

空港の近くなので飛行機も飛ぶ


そして数分後

「ハーイ、ポイントでーす♪」

??!!!


ちょ!海のど真ん中!

沖の砂浜に寝そべり快適に過ごすはずが揺れた船の上になろうとは!!

なんという孔明の罠・・・

しかし、ここまできてしまったら泳いで帰る事もできない

何よりオレは水着すらきていない

しかたないので、海の上で揺られながらサーフィンの時間が終わるのを待つ事に

みんないってらっしゃーい


みんなが海に入ってしまうと船の上は意外と広く快適だ

DSで遊ぶ事こそできないものの、海の上でノンビリってのもなかなか悪くはないもんだ

波は高い


船上に残されたヒデストロイヤと二人会話しながらみんなの帰還を待つ


そして全員が海へ入って5分経った頃、まったく知らない人が突然船に乗り込んできた

誰ですか?


日本人だったので話を聞いてみると、どうやら我々よりだいぶ前から海へ入っている先客のようだった

それにしても突然船に乗り込んでくるとは驚きだ

先客はサーフィン歴も長いようで今日の波はこうでああでといろいろと説明をしてくれた

へえ、なるほどねえ。と、サーフィンもやらないオレはしきりに関心

そんな時にヒデストロイヤがひとつの疑問を投げかけた

「ここってサーフィン初心者の人は大丈夫ですか?」

ああそっか、Cherry(35歳)はまだ3度目のサーフィンなんだもんな。心配になるのもわかる

やさしいではないかヒデストロイヤ。すると先客は笑顔でこう説明してくれた

「無理っしょ」

無理っしょwwwwwキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

確かに素人目に見ても波は高く早い

果敢(無謀?)に挑んでいったCherryは無事帰ってこれるだろうか?

トラブルを期待しつつ、無事を祈る


すると、そこから5分も経たないうちに波とは別の方向を向く人影が!


まさか!!


そして人影はこちら向かってだんだんと大きくなる



これは!!!


Cherryだ!!!!!

波にもまれ必死にこちらを目指してきている

オレは生まれて初めて息も絶え絶えを目撃した

がんばれ!あと少しだ!


この旅にすべてをかけると言って購入したサーフボードにしがみつき必死に船を目指す

いま彼はすべてをかけて、そうそれこそ命がけで船を目指しているのだ

がんばれ!生き延びるんだ!!

そして

やった!たどり着いた!


危ないところでCherryは船に手をかけることができた

もし船が後50cmも遠いところにいたならば海の藻屑と化していたかもしれない


ふぅ~たすかった~


しかし、そんなCherryを見ててついいたずら心がわいてきた

「オレ、手伝わないから自分であがってきな」

えっ!?


そう言った瞬間に神風が吹いた!

風は船を大きく揺らし、海をうねらせる


うわぁああああ~あああぁああ!


命からがら着いた船からCherryは再び離れていく


しまった余計な事言わずにオレが手を差し伸べていれば!

しかし、そんなCherryの姿見てオレ爆笑w

ふぅ~マジ死ぬかと思った


今度はしっかりと船をつかみとりあえず一休み

そしてやっとの思いで乗船した

いやぁ~危ない危ない

死ぬかと思ったよ

えっ?

無理無理


ホント無理だって


やってみりゃわかるって


はぁ、しんどかった


Cherryが何を言っていたのかは知らないが多分こんな内容なんだと思う

そして、Cherryが帰ってくると船は突然動き出した

ちょ!


待って!みんなまだ海から帰ってきてない!

てか、まだ15分くらいしか経ってないじゃん!

ヒデストロイヤがそう訴えるも船は無常に進む

乗船してるのはオレ、ヒデストロイヤ、Cherry、知らない2人だ

しかし、話を聞いているとどうやら船はこうやって行き来しているものらしい

今度はまた別の人を乗せてポイントに行き、海にいる連中を連れて帰港するようなのだ

Cherryはこのタイミングで帰ってこれなかったらホントに死んでいたかも知れない

そして無事帰港


残りのメンバーは大丈夫だろうか?

そう思いながら小一時間ほど待っていると

残りメンバーも無事帰港

しかし改めてサーファーってすげえな

わざわざ波がある海に入ってそこで遊ぼうってんだからな

普通に考えたら波なんてのは敵でどうやって波を防ごうか考えるのに

わざわざ波があるとこに行くってんだからたいした馬鹿だ


みんな無理すんなよ

そして長い時間海に入って疲れたオレらは一旦ホテルへと戻る事にした

ぐったり


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週間ヒデストロイヤー

--ウブド--


新聞売りに騙されm9(^Д^)プギャーーーッとされた後、車はウブドを目指す

ウブド?はて、どこかで聞いた事ある名前?

しかし、どこで聞いたかはまったく思い出せなかった


ウブドに行く前、なぜか木彫り工房に寄ることになった

Cherryが見学したいと言い出したのだ

Cherryは時々変わったことを言い出す癖がある

そもそもウブドに行くことになったのもCherryが寺を見たいと言い出したからだ

去年のタイ旅行の時は大仏が見たいと言っていた

実際日本の大仏展などにも行っていたようだが、タイから帰ってきて以降彼から大仏の話を聞いたことはない


そして車は木彫りの工房に到着した

見事な民芸品が並ぶ


バリの人は器用なのだろう。素人目に見てもなかなかの仕事ぶりだ

そしてその仕事ぶりに比例して値段もかなり張る

ただぶらぶらしてるだけ


オレは興味がないので5分ほどで車に戻り先ほど騙されて買った新聞を読んでいた

ガイドのジュンちゃんいわく

「ここはスゴイタカイとこです」

だ、そうだ。オレらがよっぽどの金持ちにでも見えたんだろうか?

「日本人が全員金を持ってるわけじゃあないんだよ」

と、やさしく教えておいた


全員が何も買わずに車に戻ってくると、車はウブドへ向け再び走り始めた

それからウブドに着くまで木彫りの話が出ることなかった

みんな興味なかったんだなw


そしてウブドへ到着

「1時間後に車は出ます」

と、言われ我らは目的の寺を目指すことに

ウブド中心部、なのかな?


ウブドはクタやレギャンなどと違って田舎の雰囲気が漂っていた

ノミの市のような市場であきらかにぼったくりのものが売られている

歩けば何か売りつけられる


ウブドには今まで行ってきた観光開発が整った地域とはどうも違う空気が流れていた

王宮らしい


その観光化されていないどこか田舎臭い雰囲気にオレは惹かれた

いわゆるアジアなのだ

そして、10分も歩かぬうち

また宴会www


寺とかぜんぜん見てないのw

1時間しかないからとりあえず呑もうって話になって

近場の店に入ってビンタンとまずいピザらしきものを食べた

Cherryは寺を見たかったのかも知れないが、多数決でビールに押し切られた


そして日が暮れる


こうなるともう止まらない

場所を変えて宴会

疲れていても

空元気


さすがにオレはこの辺りで限界に達したのでホテルへ送ってもらう事に

他の5名はその後大人のバリを堪能(?)したらしいが夜中に帰ってきた同室のハゲは

部屋の扉を開けると壁にガツンガツンとぶつかりながらベッドへ倒れこんだので詳細は聞けずだった

千鳥足にもほどがある


そして帰国後

ロバートハリス が経営しているカフェエグザイルがウブドにあった事を知るorz(2006年閉店らしい)