--Autostrada del Sole--


朝からパニーニ食べてカフェラテ飲んですっかり気分はすっかりローマ人w

しかし集合場所に戻ってみたなら辺りはみんな日本人orz

うーん、これでは海外旅行とは言えないのではないか?

「ふん、オレはお前らとは違うのさ」

と、いきがった態度でバスに乗り込んでみるも、どう考えても同じ人種。


そんな日本人ご一行様を乗せたバスは、高速道路を目指し狭いローマの道をびゅんびゅんと走る。

昨日歩いてまわったローマだけれど車から外を見るとこれはこれで新鮮だ。

「ローマの街はこれ以上建物を建てたり潰したりしません。そういう風に法律で決まったのです。

この先何年経とうともローマの街は今の姿を残すでしょう」

バスガイドが日本語で言う。


ふーん、なるほど。これはいい事だな。

景観を気にせずにバンバンとホテルを建てたどこかの街にも聞かせてやりたい。

そう思いながら窓の外を見ると朝日に照らされた石畳。歴史のある建物の数々。

もし、オレが30年後にまたローマの地を踏むことになろうともこれは変わらない。

オレが年を重ねて変っていってもこの街は変らない。カッコいいじゃねーか、ローマ!


そんなローマの街を抜けてバスは太陽高速道路 へ。青の洞窟へ向けてひたすら走る。

しかし、なんだ、運転荒いなイタリア人は。おっかないったらありゃしない。

青の洞窟があるカプリまではローマからどうやら3時間程度の旅。

うーん車酔いしそうだ。


早起きだからか時差ぼけか?うとうととしながらガイドの説明を聞く。

外の景色はとても綺麗だ。黄色の花が咲き乱れ。原色オンパレード。

ガイドの話に耳を傾け歴史や経済について学ぶ。うーん、ホント何も知らんなオレw

アッピア街道 とかいう有名な道らしい。

まあ、大して興味はない。道だしなw


「ナポリに着きましたら船に乗り換えてカプリ島へ行きます」

ガイドは言う。へー、カプリ島ってナポリから行くんだ。ナポリタンのナポリね。

「次にカプリから船を乗り換え青の洞窟へ向かいます」

ちょっと待て!オレ船酔い番長なんですけど!!船の乗り換えとか無理じゃね?

「さらに洞窟付近でゴンドラに乗り換え青の洞窟に入ります」

オイ!!!2回も船の乗り換えあんのかよ!!死んだな、オレ。吐くな間違いなく・・・

「海の状況によりましては青の洞窟に入れない場合もありますのでご了承ください。

尚、入れる確立は30%程度です」

1/3かよ!!!もういいや。むしろ船やだから入れないほうがいいかも・・・


などとやたらめったら不安になりながらバスはサービスエリアへ。

船に酔うなら先に酔ってやるとトイレの合間にビールビール。

いつのんでもウマイから不思議だ。不安も少しは取り除かれた。


ビールが入ったせいなのか荒い運転はだいぶ気にならなくなった。

単に慣れただけだとは思うがw

そうこうしているウチにバスはナポリへ。そしてついに港へと着いた。


うーん潮風が気持ちいい・・・わきゃねーよ!死刑執行寸前の気分じゃ!

船やだよ。乗りたくねーよ。少しならいいけど乗り換えとかしたことねーよ。ばかじゃねーの。

「船が来るまで少し時間がありますので、皆様しばらくこの辺りでお待ち下さい。トイレはあちらです」

トイレに行ってフェリー乗り場辺りで待てって事らしい。

このおっちゃんは乗り場でナッツを売ってた。売れんの?

ん?ナッツ??ナッツといえばビール!そういえば港入り口付近にバールあったな!

確かここいら辺で見かけた。


よっしゃ、船より先に酔ってやるぜ!まってろよ!船!


と、集団を離れバールへ移動。迷わずビールを注文。

さっき呑んだビールとあいまってちょこっとほろ酔いいい気分。コレなら船も怖くない。

つか、もうナポリでよくね?ナポリもカプリも似てるしさ。

青の洞窟は日本帰って日清のヤツ食えばいいじゃん。うん、それでいいよ。


などと馬鹿話をしてると

船来ちゃった・・・・仕方が無い覚悟を決めて乗り込むか・・・


吐く覚悟にて乗り込むとそこには売店があった。

よっしゃ!船よまだ走るな!売店の口髭生えたマリオみたいなおっちゃん!

オレにビールをよこすんだ!船酔いする前に早く早く!!