10年前の今日
2000年10月31日
このお陰で毎年毎年、
ハロウィンなんてくそ食らえ!
と思う日がやってくる。
あの日、
彼の身に何が起こって
ああいう悲しいことが起きてしまったのか
何年も何年も、考えて考えて、
私なりにいろいろ考えてみたけれど
いくら考えても
いくら時間が経っても
結局のところは彼にしか分からないし、
分かったところで何も変わらないし、
何も出来ない。
10年という月日が、実際経ってみたら
長かったのか短かかったのかそれすら分からない私。
あの頃は10年先なんて
果てしなく遠い未来だったのに。
まぁでも
間違いなく彼は19歳のままで、私はあれから10コも歳とった。
…不本意。
不本意っつっても
生きていれば、極々普通の自然な流れ。
その流れに乗るだけの話。
でも簡単なようで、決して簡単じゃないこの世の中で、
その流れに乗るのが、少し下手っぴだった彼。
もう少し、彼が良い意味でバカだったら
もっと気楽に上手に流れに乗れていただろうに。
19歳にしては
少し難しく物事を考えすぎていたのではないだろうか。
そんなことを考えるようになってしまった。
でも痛々しいほど純粋で
難しく考えるのが彼なわけで
そんな不器用な彼が好きだったのだから
彼が少しバカだと、それはそれでまた違う話なのかもしれない。
だけどやっぱり、今だからこそ、27になった今だからこそ彼に言いたいこともたくさん出来た。
私は彼がいなくなってからの10年間で
いろんな人に出会って
良い友達もいっぱい出来たし、
良い大人にもたくさん出会えたし
10年という節目には
子供を授かって、結婚もした。
これが、よく生前の彼が言っていた
“出逢い”とか“奇蹟”とかいうやつなのだろう。
きっと。
「この世に起こりうる全ての出逢いは、全ての出来事は奇蹟でしかない。」的なね。
的な。
10年目にして、やっと理解出来たこともあるってわけだ。
時が経つってそんなものなのかもしれないね。
華月。