ここ数日梅雨の中休み、湿度の高い猛暑になりました。

我が家の居間のエアコンが壊れて交換部品がもうないということで買い替えざるを得ず電気店に見に行きましたが、来週の月曜に取りつけということになりました。

それまで我慢の日々です。

 

梅雨の中休み、植物の仲間たちといろいろな植物を観に行きました。

植物をよく知る仲間たちと行くと、一人では見えなかったものが見えます。

 

あまり見かけることがない珍しいキンバイザサに花が咲いていました。

和名は葉がササに似て、花の色が金色のウメを連想させることから。

 

キンバイザサ(キンバイザサ科)

山地に生える塊茎をもつ多年草。地際にある花の花期は5-8月と長い。花被片6

国内では本州(紀伊半島、中国地方)~四国、九州、琉球に分布

 

これは湿地にごくふつうに見られるチゴザサ(イネ科)の花

ピンクの柱頭が目立っていましたのでパチリと撮りました

 

湿地の植物を見るのが目的でホザキキカシグサ(ミソハギ科)もその一つです。

国内の分布は九州、琉球ですが、環境省レッドリストでは熊本、佐賀だけという希少植物、花期は5月ですがまだ花が咲いているものがありました。

 

ネジバナとのコラボも

 

ホザキキカシグサの花穂、この植物は群生しますので花期にはピンクのじゅうたん状です

 

ヒメオトギリ(オトギリソウ科)

全国に分布する普通種

 

ヒメオトギリの花、花弁5

 

湿地を後にして山の方へ移動

モロコシソウ(サクラソウ科)

暖地の海近くの林中に生える多年草、本州(関東地方南部以西)~琉球に分布

天草ではあまり見ることがない植物で少ないものと思います

 

花冠は5裂しています

 

ナギラン(ラン科)の花

ナギランやコクランの花の時期で数か所で見ました

 

ミヤマムギラン(ラン科)の花を見るのが目的でしたが花はまだでした

 

花柄の先に蕾が1つついています

 

シダも見ました

ウチワホングウシダ(ホングウシダ科)

環境省レッドリストで絶滅危惧ⅠB類の希少種

うちわ状の小羽片が名前の由来

 

ソーラス(胞子嚢群)