この頃は天草も5月とは思えない暑さが続いています。
今日も朝からよく晴れて、27~28℃くらいになるのでしょう。
ヤンバルクイナならぬヤンバルハコベという植物が天草にありまして、もしかしたら花がついているのではないかと思い出かけましたが、開花は見られませんでした。
花芽らしきものは見られるのですが、一体いつ花が咲くのかわかりません。
シライトソウの花が咲いている時期だと思い、見に行きました。
シライトソウ(シュロソウ科)
山地の林中に生える多年草。花茎は高さ15-50cm、線形または披針形の葉がある。花茎の頂に穂状花序がつき、長さは5-20cm。
シライトソウは変異が多いらしく、九州では佐賀県にクロカミシライトソウなるものが報告されている。
近づいてストロボを発光して撮影すると、何と下の方にクモが写っていた。
同じ日に見た植物から
ヤマビワ(アワブキ科)
国内では本州(伊豆半島以西)、四国、九州、琉球に分布する常緑小高木で高さは7mに達する。大きな円錐花序をつくる。
高木なので花に近づいて見ることができませんでしたが、まだ開花してないように思えました。
新葉も展開しています。この葉がビワの葉に似ていることからの命名だと思います。
今日見た花の中で一番見事だったのはウツギの花
ウツギ(ウノハナ)(アジサイ科)
北海道(南部)、本州、四国、九州に分布する高さ2mほどになる落葉低木。
路傍、崖など山野の日当たりのよい場所にふつうに見られる。
花は白色、鐘形で径約1cm、花弁は5個、雄しべ10で花弁よりわずかに短い。
田んぼ横の湿地でキショウブを見ましたが、花は終わりに近くほとんど落花してわずかしか残っていませんでした。
キショウブの花
変わった花の作りで雄しべも雌しべも見えないようですが、どこに雄しべがあって、雌しべがあるかわかりますか??
これがわかる人はかなり植物に詳しい