今日は天気は晴れてよかったのですが、朝から風がとても強かった。

 

今年の2月に天草市内の山林内でガンゼキランを見つけていました。

8株ほどあり、花の時期になったら見に来なければと思っていました。

ガンゼキラン(ラン科)

暖温帯~亜熱帯の常緑樹林下に生える多年草。

花は淡黄色、がく片と側花弁はやや厚い肉質、狭長楕円形で鈍頭、唇弁は少し短く、くさび状倒卵形。本州(伊豆諸島、静岡県、紀伊半島)、四国、九州、琉球に分布。

環境省レッドデータブックで絶滅危惧Ⅱ類の希少種

 

少し遅かったかもしれないが、まだまだ花は残っていました。

 

車道より少し低くなったところに生育していて、道路を歩いているとすぐ目に入りました。

こんな山道を歩く人間は私くらいしかいないので、車道沿いとはいえ人目に触れることがなかったのだと思います。

ここは車道より緩やかな勾配で低くなっているので、大小のゴミが不法投棄されているような場所です。

ガンゼキラン自生地にそういったゴミが投棄されると生育に影響が出てくるので心配です。

 

天草においても、エビネのようなラン類は盗掘によって激減しています。

ガンゼキランも滅多に目にすることがなく、8株も生育しているような場所は非常に稀ですので今後も見守っていきたいと思っています。