今日は朝から晴天です。

明日は雨の予報なので貴重な休日になりそうで、夏野菜の畑の準備などいろいろとすることがあります。

 

ミゾコウジュ(シソ科)の花が咲いていました。

小さな花がたくさん集まっていますが、園芸種のような華やかさはありません。

 

名前が示すように、田の畦(あぜ)のような湿り気のある所に生えています。

でも、時々開発で取り残されたのでしょうか田舎道の乾いたような道端で見ることもあります。

 

圃場整備のような開発行為や除草剤散布などによって減ってしまったらしく、環境省レッドデータブックで準絶滅危惧種(NT)になっています。

 

シソ科の特徴で茎は四角です。

 

オオハンゲ(サトイモ科)も見ました。

カラスビシャク(ハンゲ)に似て、それよりも大きいからこの名前があります。

葉は3裂しています。

 

図鑑には花期は6‐8月とありますが、暖冬の影響もあるのでしょう例年より早いかもしれません。本州(中部地方)~琉球に分布しています。

 

同じサトイモ科ですが、雌雄異株のマムシグサのような大所帯のテンナンショウ属と異なり、カラスビシャクとオオハンゲから成る小所帯のハンゲ属は雌雄同株です。

上が雄花群、下が雌花群。

カラスビシャクもオオハンゲもマムシグサのような毒々しさがなく、かわいらしいと思います。