今日は朝から快晴で、気温は15℃くらいまで上がり、昨日に比べると風の冷たさが少し和らいでいました。
五和町二江の路傍の荒れ地で、ヤブチョロギやチチコグサモドキ、ミチタネツケバナ、トキワハゼ、キュウリグサなどに混じってひときわ目に着く紅色の花がありました。
カラスノエンドウに比べると花が少し大きくて赤い色が濃く、葉の形も違っていました。
以前見たことのあるオオカラスノエンドウのようです。
オオカラスノエンドウ(マメ科)
ヨーロッパ原産の一年草
カラスノエンドウに似るが、全体に大型で毛が多く、小葉の先端はくぼみ、縁にも毛がある。
明治年間に緑肥または牧草として輸入されたものが逸出帰化していると図鑑にありましたが、天草ではそれほど多く見られないようです。(「帰化植物写真図鑑」(第二巻)」)
図鑑には茎に毛が多いと書いてありましたが、ルーペで見てもそれほど多いとは思えませんでした。
オオカラスノエンドウの花
カラスノエンドウは、まだ花が咲いていませんでした
オオカラスノエンドウの葉
托葉の形もカラスノエンドウとは異なっています
近くにあったカラスノエンドウの葉
比較してみると
左がオオカラスノエンドウの葉、右がカラスノエンドウの葉