アケボノソウ(リンドウ科)
11月も一週間過ぎたけれども、今日も気温は25℃を超えて夏日。暦が一ヶ月ほど元に戻ったような暑さです。タマネギ苗200本余りを昨日汗だくになって植えました。今日もエンドウなどのマメ類の種まき用予定地を耕していましたが、あまりの暑さに途中でやめました。
つい先日、福連木にマルバテイショウソウの花が咲いていないか見に行きました。開花にはまだ早く、花は見られませんでしたが、その代わりアケボノソウの花がまだ咲いているのを見ることができました。
アケボノソウは山野の木陰で湿り気のあるところに生える越年草で。茎の高さは50-80cm。
北海道から九州まで分布しています。天草でも、山地の湿り気のある所に生えているのをよく見かけます。場所によっては群生して見られるところもあります。
和名のアケボノソウ(曙草)は、黄白色の花びらに黒色斑点が多数あるのを、ほのぼの明ける夜明けの星空に見立てて名づけられたものだそうです。
1枚の花弁が基部のところで5裂しています。 花弁が5枚あるのではありません。
花弁には黒っぽく見える斑点がたくさんあります。2個の楕円形の黄緑色の斑点は蜜を分泌する蜜腺です。
茎はよく枝を分け、枝の先に花をつけます。葉は対生しています。
葉は対生し、3脈が目立ちます。