プーアル茶のお勉強会@大崎
先生が実際に西双版納という、雲南省の端っこ、国境沿いの街や茶樹を見に行ったときの写真をふんだんに使い、色々と興味深いお話を伺った後は、舌でお勉強。
偶然かもしれませんが、試飲が13種類のプーアル茶、というのは西双版納に存在する、13の民族を暗喩しているのではないかしら。中国13億の民、の暗喩かしら。
試飲の中には「大益の7572(熟茶)」と「7542(生茶)」がありました。
この二つのお茶は、プーアルの熟茶と生茶の典型というか、スタンダードと言われているお茶なので、沢山のお茶を試飲するときには、このお茶があるととても便利です。
他のプーアル茶の味や発酵の進み具合などが、○年の7572と比べた時にどうか、×年の7542と比べてどうか、という比較がとてもしやすいので。
珍しいお茶が沢山ある、というだけでなく、きちんとわかりやすく提示して下さる。
珍しいお茶の、ホンの一例。
素晴らしい講座だったな、と思います。
とびっきり珍しいお茶を、たまたま持っているお友達とジャンケンして負けた方のお茶にナイフを入れてお茶を淹れる、というジャンケンもありました。
林先生は、本当に心が暖かくて、サービス精神が旺盛で、素晴らしいなぁ。
お客さんで行くって本当に素晴らしいなぁ(※当日、お手伝いをなさった方たちは試飲できなかったとのこと)。
でも、地球にやさしい中国茶交流会の、岩間眞知子先生の講座 を受けたのをきっかけに、興味を持って、今日参加をなさった、という方にお声をかけていただきました。
そういうお声をいただくと、とっても嬉しくなってなんでもやっちゃうよ、という気になるのですが。
岩間先生の講座…あったら飛んでくので、情報をお持ちの方は是非ッ←イワマーのココロノサケビ。
その後は、懇親会と、林先生の還暦を祝う会。
サプライズで、ケーキにろうそく。
人徳ですね。
林先生や岩間先生の足元にも及びませんが、中国茶の面白さ、飽きることなんて一生ないだろう、奥の深さ、飲めば飲むほど知りたくなるこの楽しさを、少しでも伝えられたら。
中国茶をもっともっと日本に広めたいなぁ、と思います。
ニッポンブランドマイスター講座・2回目。
その前に東神奈川のレストランで「中国茶を楽しむ」講座の3回目があったのでウサンクサイ中国風のお洋服を着たまま参加。
初対面の方に対してお話をするのはいつも緊張します。
落ち着いた上品な先生の語り口に、憧れます。
今回のテーマは和紙。
ヘタッピながらも書道を嗜む身としては、とっても興味深いテーマです。
一口に和紙と言っても様々。
料紙と呼ばれる美しい装飾紙。
↓参考画像。料紙に書いた、ヘタッピが書いた中では一番上手に書けた一枚。
私が普段、練習に使っているのは、薄い「純雁皮製」の手漉き和紙。
手漉き和紙にも色々とランクがあって、値段に相応して、書きやすさが違うのです。
「弘法、筆を選ばず」と言いますが、実際の弘法(空海)は中国留学で筆を作る技術を学んで帰り、帰国後筆匠に様々な筆を作らせた、と、私の書の先生が良くおっしゃいます。
練習用は安い和紙で、提出用は良いものを、と思っていたのですが、普段使い慣れない高級な紙を使うと、とても緊張してしまうのです(お茶の葉も同じだったりします)。
なので、贅沢なようですが、普段から紙とお茶は、良いものを使うようにしています。
トッテオキ、レベルを使いまくると破産するので、チョットだけ贅沢、くらいのレベルですが。
そして、耳なし芳一の耳以外か、くらい練習の紙に何度も書いてモトを取ろうとしますが。←セコい。
NBM講座を受けて、雁皮という植物は成長が遅く、栽培が困難で、自生するものに頼らざるを得ないことや、手漉きの工程がとても大変であることを知りました。
刈り取り、蒸し煮して皮を剥ぎ、冬の冷たい水で丁寧に洗い、さらに煮て丁寧に叩いて…。
私は、お茶が、茶壷が、どれだけ大変な工程を経て作られているかは知っています。
だから、丁寧に淹れようと、美味しく淹れようと、心をこめて淹れます。
書についてはどうか。
「良いものだから」「ちょっとお高いから」「もったいないから」と、一枚の紙に何度も練習する。
清書するときは、「先生に見ていただくのに、一枚だけをご覧いただくのは、まるで練習をしていないみたいじゃないの」と、3枚~5枚。←ボツは、次回の練習用。
多分、私は見た目には、何も変わらないでしょう。
変わったのは、心掛け。
「丹精込めて作られたものだから」大切に扱おう、無駄にしてはいけないのだ、という気持ちで、書こうと思うようになりました。
ワタクシ、すぐに「図」とか「調子」に乗っちゃうタイプなのですが、優れた人やモノに出会うと、人間、謙虚になりますわねぇ。ほほほ。←言葉遣いも丁寧になろうというもの。
ところで、今日、おうちサロンだったのですが、最後にオマケで習った「折形」という礼儀作法の一種である「残菓包み」という方法で、お菓子をくるんで生徒さんに差し上げてみました。←良いと思ったら即活用。
日本の茶道のお茶席にお呼ばれしたとき、干菓子などをお懐紙でササッとくるんだり出来たら絶対にオシャレだし超使える技っ。
府中の森でお茶会。
土曜日に、府中郷土の森博物館の県木園にて、
うちの姉が、妹の欲目でなく、超目立ってました。
「とおこさんが着れば良かったのに」「
ちがーうっ。
一着しかナイ民族衣装を、
しかも、まだ(試着を除いて)
それに姉、結構ノリノリで着ていたんですぅぅぅ。
当日は、
「ダサ可愛い」がコンセプト。
こないだ品川の春風秋月で買った、
三道茶は、人生の哲学を現していて、「若い日の苦労(超苦い)」
家で試作を繰り返し、どれもビミョーな味わいだったのですが、
そんなのだから、きっとあんまり人気はないだろうな、
特にたまたま来た若い子たちに人気。
「俺の人生もそろそろ甘くなってきてもイイはず」(
たまたまお隣にいらっしゃった推定年齢50代のおねえさま方に「
うん。勝手な想像だけれど、多分、
ちょっと伏し目がちに「僕にはマダマダ苦茶がお似合いですね」とか言いながら寂しげな笑顔のひとつでも見せとけばきっとおねえさまゴコロは鷲掴み出来ると思うよ(ココロノコエ)。
三道茶は(味はサテオキ)老若男女を問わず楽しめて、会話が弾むお茶なのだな、と思いました。
「すごく楽しかったから、明日、娘を連れてくるわっ(すみません、一日限りで)」とか、「ココが府中とはとても思えない」とか「勉強になりました」とか「おうちサロンにも是非行きたい」とか大好評で。
事前準備をバッチリしすぎて、あれもこれもそれも話そう、と余裕なくマシンガントークをしてしまったり。開き直って話す内容をぶっつけ本番にしたら、ぐだぐだになってしまったり。
あああ、失敗したぁぁぁ、ああすれば良かったこうすれば良かったと、ションボリしながらお布団の中でバタバタしちゃうような、そんな時もあるのですが。
自分がお客さんだったら、きっと楽しいだろうな、というお茶席を作れたような気がします。
お友達は普通の美味しい中国茶を淹れたのですが、
お茶は各自が選んでいて、
来年も是非参加したいな、と思いました。
朝目を覚まして最初に考えたこと。
昨日の夜デキゴコロではったコメカミの丸い湿布…。
はがそうとしたら、産毛?後れ毛?額と髪の生え際の髪の毛が超痛い。
ジゴージトクのジジョージバクってヤツです。
ていうか、そもそも臭い厳禁で香水とか最近はめったにつけないのにたまに匂うのが湿布の匂いさせてるとか、もう絶対にあるまじき行為←気づくの遅い。
そんなわけで、丸い湿布に絵を描いたのは私も姉もつけないです。
民族衣装は姉が着ます。私はふつうのチャイナ服を。
今日は我が家で、姉と三道茶を淹れて、全体の流れとか持っていくものの最終確認の予定でした。
でも、三道茶の2つ目の「甜茶」のレシピが気に入らなかったので、明日姉の家でもう一度、淹れてみることに。
三道茶、上海に住んだばっかりのときにどこかの少数民族村で飲んだ記憶があるんですが。
「フルーツサラダ」が「スイカのマヨネーズ和え」だったのと同じくらいの衝撃的まずさだったのですが。
中国語が全然理解できていなくって、人生の哲学とか摂理を表す、深い意味があるって知らなかったからかな。
柄にもなく自分の人生を色々振り返っちゃったりして。
10年くらい前に初めてハワイに行ったときにウッカリ買っちゃった赤いハイビスカス柄のムームーはあれから一度も袖を通していないのに、昨年雲南で買ってきた白族の衣装はもう出番が。素晴らしいね。←振り返れば振り返るほど、叩けば埃が立つ人。
願わくば、埃が立つのではなく、匂い立つような人になりたい。湿布以外の良い匂いでよろしくお願いします、神様。
あとは姉を説得するだけだ。
予定としては、ウェルカムティーでプーアル茶を出して、その後、説明しながら三道茶を淹れて、まったり1時間くらいというのを2セットやるイメージです。他にお友達が二人いるので、各自持ち時間は1時間ずつ、合計4時間の予定です。
ウェルカムティーのコースターを、プーアル茶っぽくしたら面白いんじゃないかしら、と折り紙をチョキチョキ、ダブルハピネス作って茶色いコースターに貼って、あとは和紙で包んで出来上がり。
昨年、雲南に旅行したときに、お茶工場でプーアル茶包んでいる姿を観てきたんですよ←そういうのをブログに更新しなさい。
それのミヨウミマネ。
実際にやってみるとすごく難しかったけれど、12個作ったら最後の方は上手く作れました。
ちなみに、実は大理で「白族」という少数民族の衣装を買ってきました。
それを着て三道茶すればバッチリじゃないの。
でも。
髪が長い方が白族の衣装は似合うのよね…。私はカジュアルなチャイナ服でやるから、お姉さまに衣装、貸してあげるよ☆遠慮しなくっていいのよ。優しい妹だわぁ、我ながら。
ところで、今日、資料を作成していたら、雲南で買ってきた本を読んでいたら、白族の人がコメカミに丸い飾りを貼ってるのを発見!!
コレは…作るしかないでしょ。
作成時間5分。
ちなみに、ちょっとデキゴコロで自分もコメカミに貼ってみた(※もちろん、模様を書いてない、ふつうの状態でね)。
昔のおばーちゃんが梅干とかを貼っていた気持ちがわかる…どうしよう…クセになりそう…的なことを言って、姉を説得する予定です。
姉がコレを貼ってくれるのか、それとも嫌がるワタクシに姉が無理やり貼るのか、答えは土曜日にわかるハズ!!
今週の土曜日、府中市郷土の森博物館の県木園で僕と握手☆