恋夏です、こんばんは!
高座渋谷駅の北東側、野鳥の森に行った時のお話です。
さくらが咲いていた時期だったんですね。
「世の中に絶えて桜のなかりせば…」
「…その如月の望月のころ」
「上の句と下の句が違います」
「花の色はうつりにけりないたづらに 名こそ流れてなお聞こえけり」
「センパイ、わざとですね」
野鳥の森の入り口は、こんなに小さな看板です。
「来たい人だけ来ればいい、って感じだね」
「オーバーツーリズムに対応しているんですか?」
「よく言った! 恋夏ちゃん」
よく言ってないです。
これが、野鳥の森の概略図。
一応、最低限の情報は書き込まれています。
こういう地図もありなんでしょうね、主題図として。
「鳥の言葉で書いてくれないと、意味ないじゃん」
「鳥の言葉って、文字があるんですか?」
「群れを作っているんだから、
何らかのコミュニケーションを取ってるはずだし
それが、世代を超えて受け継がれているんだから
文字か、それに代わるようなものがあるはずでしょ」
「知らない人が聞いたら、本気にしますよ」
隣には、こんな看板もありました。
タヌキはともかく、ルリビタキちゃんは会いたいきがします。
階段を下りていくと、台地上浅谷が刻まれていて
小川ができていました。
諸葛草も満開です。
谷頭斜面や湧き水には入れません。残念。
↓このあたり、もしかして人家があったのかもしれません。
台地の上で水の便がいいのですから、
上下水道が普及していない時代には、住みやすいところです。
じめじめしすぎているかもしれませんけど。
ちょっとした池。
相模原台地の地下水面が高い(=浅い)ことがわかります。
鴨が昼寝していました。
まさに、サンクチュアリです。