今回ご紹介するのは,いずれもアメリカtier6の駆逐戦車「M36 Jackson」「M18 Hellcat」である。
この両車はアメリカらしい駆逐戦車に仕上がっており,どちらも使い勝手がいい。
両車の違いと特徴を紹介したい。
【両車両共通の特徴】
両車共通の特徴は,最終砲が「90 mm AT Gun M3」であること,前周砲塔であること,視界が同じであること(370m)。
共通部分で特筆すべきは,やはり破格の性能を誇る「90 mm AT Gun M3」だろう。
精度は良好,金弾を利用すれば上位tierでも抜け,かつ威力も十分。装填速度が若干遅い部分はあるが,この欠点を補って余りある主砲性能といえる。
この砲があるため,格上戦場でもバリバリ戦えることから両車両の使い勝手が良いとされるといっても過言ではない。
全周砲塔は,様々な場面で便利ではあるが,駆逐戦車故かかなり旋回速度が遅い。
車体をいちいち動かさなくてもイイという利点程度であり,格闘戦をするほどキリキリ動くものではない。
視界は同格と比較して上の下ないし上の中といったところか。
本当言えば,もう少し視界があると嬉しいが,まぁ,なんとかなると言える程度には確保している。
【両車両の違い】
決定的に違うのは機動力と防御力だろう。
「M36 Jackson」は,防が,「M18 Hellcat」は走が強いと言ってよい。
もっとも,より特徴的なのは「M18 Hellcat」の走部分かもしれない。
軽戦車バリの速度が出ることで,いち早く重要ポイントに陣取ることができる上,陣地転換も余裕。
側背面も突き易い。
他方で,「M18 Hellcat」は,防面が死んでおり,一発抜かれるだけで瀕死になることもしばしば。
性質上榴弾に弱く,調子に乗っているとすぐに爆散してしまう。
「M36 Jackson」の方で防面が優れていると記載したが,他の同格戦車と比べると大したことはない。
あくまで「M18 Hellcat」と比べれば,という程度である。
ただ,弱っている相手を見つけてダメージレースを仕掛けることができる程度には頑丈にできている。
なお,「M18 Hellcat」が以上な機動力を有しているだけで,決して「M36 Jackson」の機動力が死んでいるわけではない。中の下と言ったところの機動力であり,射撃陣地確保程度には全く支障がないが,「M18 Hellcat」と比べると神出鬼没な陣地転換は難しい。
【どちらの車両か迷った場合(運用)】
人気があるのは「M18 Hellcat」の方だろう。
実際に,上手い乗り手が乗った場合の危険度は,「M18 Hellcat」の方が高いと思われる。
どちらも,駆逐戦車らしい運用が求められ,前線でのダメージレースというよりは,
遠距離狙撃向けであるため,機動力のある「M18 Hellcat」は戦機をよく捉えて適切な位置にポジショニングできればこれほど驚異的な車両もない。
他方で,戦機をよく捉えることができなかった場合は,同格に強力な榴弾砲を備えた車両が多いこともあってあっという間に爆散してしまう危険性が高いのも「M18 Hellcat」の特徴である。
一番よくあるパターンは,調子に乗ってあちこちに顔を出しているとアッサリ見切られること。
この点,「M36 Jackson」は多少の殴り合いもこなせるため,相手の体力を見極めて前に出ての殴り合いもこなすことができ,一発爆散する危険性も少ないと言える。
したがって,戦場の雰囲気をよく理解した乗り手であれば「M18 Hellcat」,そこまで自信はない,あるいは中戦車的運用に慣れきった乗り手であれば「M36 Jackson」の方が戦果を挙げられやすいかもしれない。
いずれも,このtier帯では強力な主砲を備えており,普通に戦うだけでも戦果が期待できる強車両といえる。
なお,課金弾を使いまくると収支が終わってしまうので要注意。
