想像力について | CAMELOG

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相変わらず寒い!

ばかたれ!



今日はちょっと考えごとをしてて面白いなーと思った事を書いてみます。


なんか文体変わっちゃうけど暇つぶしにどうぞ\( •̀н•́ )/



「想像力が豊か」というとどう捉えるだろうか。

夢見がちでファンタジックな不思議ちゃん。
小説家、画家などの才能がありそう。

これは突拍子もない事を行った後によく出て来る表現だと思うし、なんなら「想像力が豊かだね笑」といった意味合いなんだと思う。
極個人的な印象で言えば馬鹿にされてるようにさえ感じる。
いい意味の場合「面白い」「ぶっ飛んでる」と語弊を恐れず言ったりするものだ。
どうせ馬鹿にされるなら「エロい中学生みたい」とか言われた方がよっぽど楽しい。



小説家に必要なのは文章力と構成力のように思うが、「小説家に向いてそう」と言いたくなる所以はなんとなくわかる。

その人の中でその事案に対し幾つかの結末が想定されているのだ。
これをぼんやりとした夢想、妄想と混同してしまうことから揶揄のようなニュアンスが含まれてくる。


想像力というのは

推測し
予想を立て
理解を試みる

という事なんだと思う。


道にバナナの皮を捨てる

1.誰かが転ぶ→怪我をする
2.道に置かれたバナナの皮を見た誰かがマンガのようなすってんころりんを妄想してほくそ笑む
3.清掃員に舌打ちされる
4.てかそもそもあの人なんで街のど真ん中でバナナなんか食べてんだw
5.④が渋谷駅だった場合、BOOK1stの所にバナナの自販機あったな。。と思い出す
6.⑤の推測が正しかった場合何故買ったのか。
6.1 その人にとってジュースを買うように普通の行為
6.2 バナナの自販機というもの珍しさ
6.3 丁度ものすごくバナナ気分だった
、、、、
とクソみたいな例になってしまったがこれでも思索の道は無限だ。

ここまで思惑を巡らせる必要はないのかも知れないが「なんでバナナなんか食べてんだw」と自分のものさしで人を嘲笑するより遥かにマシだと思うし、僕はそうありたい。

想像力とは理解を諦めない優しさ、すなわち強さなんだと思う。


決して頭の中にユニコーンを飼っている事でも、服が透けて見える超能力の開発に勤しむことではない。

時にそういった夢想も大事であるが、そこにもやはり想像力が必要になってくるのだと思う。