ひとつの記事につき
【Can-できたこと/Fun-楽しかったこと/Like-好きなこと】
どれかを選んで投稿します。

自分にフィットすることをためていって
自信をつけていこう!っていうものです。


【Like-好きなこと】ヒューマンドラマ系の映画を見る

適応障害になってはじめにできるようになったのが、映画を見るという好意でした。

映画館に誰かと映画を見るのが楽しかったというのは以前書いたけれど、映画館じゃなくても、家で見るもの好きだし、ひとりで映画を見るもの好きです。今年に入ってから見た映画の数がもうすぐ100本になります。これは好き以外の何者でもないだろうと!今までは仕事が趣味みたいなものでしたが、これからは趣味は映画ですと言えると思うと嬉しいです。

中でも、ヒューマンドラマ系が好きです。ニューシネマパラダイス、リトルダンサー、それからバーレスクや海の上のピアニストなど音楽と絡んだ物、アメリやおと・な・りなどの恋愛ものも好き。ダメなのは、アクション、サスペンス、戦争など暴力的な描写のあるもの、突然大きな音のする物。自分の好きなジャンルの映画が分かれば、はずれを見ることも少なくなって、もっと映画を見るのが楽しくなります。映画好きの友達を作りたいなと思います。

書いていたら止まりません^^;
「自分をカテゴライズするのはやめてください」


というのは、心療内科の主治医が私に言った言葉です。
私はこの言葉を聞いたときにハッとしました。



適応障害という診断で休んだ私は、はじめ「うつ病ではありませんよ」と先生に言われていました。
それでなんとなく安心していたのですが、4ヶ月経っても会社に行きたくなりません。ますます落ち込みがひどくなり、「人生って何なんだろう」「死ぬってどういうことだろう」ということをぐるぐる考えていました。

そしてテレビのうつ病特集や書籍を見て、「やはりうつ病ではないだろうか?」と疑うようになりました。
インターネットで探すと、自分でうつかどうか診断できるようなサイトがたーーーくさんありました。
新型うつとか、それはもういろんなうつが出てきました。

その中でも、「非定型うつ病」にぴったり当てはまる気がしました。

非定型うつ病の特徴は…
●いわゆる「よい子」「手のかからない子だった
●責任感が強い
●憂うつな気分だが好きなことには元気が出る
●夕方から夜にぐあいが悪化
●いくら寝ても眠い「過眠」傾向
●イライラして落ち着かない


もう絶対これだと思うようになりました。

この頃、自分の病名探しに躍起になっていました。


それでついに先生に言ったんです。


「私ってやはりうつ病ではないですか?いろいろ調べたんですが、非定型うつじゃないかと思うんです。」


そして先生はこうおっしゃいました。


「自分をカテゴライズするのはやめてください。あなたの場合は、普通の人とはちょっと違ううつ病です。病名の前に、まずあなたがいるんです。あなたの症状と向き合っていくことが、一番の治療法なのですから。」


大げさですけれども、この言葉は私にちょっとした革命をもたらしました。

私の中で起きた変化が2つあります。


ひとつは病名探しをきっぱりやめました。

適応障害やうつ病にはいろんな名前があります。ありすぎるくらい、乱立しています。診断もプロでも難しいくらいなのに、素人がセルフで判断するなんて無意味です。そもそも、必要以上に病名探しをしたって、何も変わらないってことなんです。

患者としてすべき大事なことは、自分の体調をきっちり先生に伝えて、先生を信じること。それしかありません。



そして、もう一つ変わったことは、「自分はうつ病なんだ」と認めることができました。


パートナーにこの出来事を話すと「いや…、周りはみんな、うつ病だって思ってたよ」と言われました。そういえば、3ヶ月目にもらった診断書には「うつ病」と書いてあったんです。私が認めたくなかっただけなんだと思います。人にも、「適応障害で、うつではない」と話していて、その方がなんだかあまり深刻でなく聞こえる気がしていました。


ただ、この点に置いては、先生ももっとはっきり「始めはうつじゃないと思っていたけどうつ病でしたね」と言ってくれても良かった気がしますけれどね。



ともかく、この革命が起きてから、不必要な病名探しをやめて、自分の体とまっすぐ向き合うことができています。



小さなことから、コツコツと。
ひさしぶりのブログです。
以前から悩んでいたお薬について書きます。


9月中~下旬にかけて、かなり調子が悪かったんです。
お薬の副作用に悩まされて、次々とお薬を試しては、また次の副作用に悩まされていました。


吐き気がしたり、めまいがしたり。
鼻が詰まって口が乾いてしまい、夜寝られなかったり。
かと思うと17時間も寝てしまったり。
ちょっとしたことでイライラして、一緒に暮らしているパートナーとは喧嘩が増える。

今思い出しても辛いです。。


でも10月に入ってからぐっとよくなったんです。


というのも、自分に合うお薬の「種類」と「量」がやっと分かったんです!


今飲んでいるのは「パルネチール」です。

以前飲んでいた「スルピリド」と同系列です。こちらは、体に合っていたけどホルモン系異常のために飲むのをやめたお薬でした。



そしてなんと、驚くべきはその量で、1日50%の細粒をたったの1mgしか飲みません。

これってものすーーーごく少ない量です。
※通常成人で1日300~600mg飲むのだそうです。

1錠にもならない量なので、粉にしているのだそうです^^;


なのですが、びっくりするくらい効果テキメン!

以前は、落ち込んだり虚無的になったりしていたのですが、今は日中やる気が出て活動ができています。
その上、副作用がほとんどありません。


というのも、これは「体質」なんだとか。

先生曰く、私はほんの少しのお薬で効いてしまう体質なのだそうです。

びっくりしましたが、“今までは合わない種類のお薬を効きすぎる量飲んでいたので副作用があまりに辛かった“のですね。納得がいきました。

ちなみに私の場合、普段の風邪薬なんかも、定量より少なくていいそうです。こういう方って、実は10人にひとりくらいは、いらっしゃるそうですよ。



強調したいのは、このお薬が他のお薬と比べて特別効果があるということではなく、「私の体に合っていた」ということです。


自分の体に合うお薬の種類と量を見つけることって、回復のためにはものすごく大切なんですね。




それからもう一つ学んだことがあります。

自分にあったお薬探しがうまく言った要素として大きかったのは、「本当はお薬は怖いから飲みたくない」という本音を、先生に言えたこと。

私は、以前から薬物療法に対して懐疑的だったんです。


でも先生は、「2ヶ月飲まなかったことがありましたが、よくならなかったでしょう。やはり合う薬を見つけることが大切です」とおっしゃりました。

私は「たしかに!」と納得したのでした。


そう、実は私、処方されたお薬を2ヶ月飲まなかったことがあったのでした。いけませんね。

でもそういう方、多いようです。副作用が辛い上に、効果が2週間くらい飲み続けないと出ないお薬が多いですから。

でも飲んでないことを隠しても、先生が正しい判断をできなくて、自分に合ったお薬を見つけるのが遅くなってしまい、結局は自分にいいことがありません。


飲んだときも飲まなかったときも、先生に打ち明けることが大切ですね。