加齢臭、体臭が気になる人は脂肪の錆(サビ)か無理なダイエットが原因? | やらぽん塾長@のほほんメンタル護身術研究家

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脂肪の錆(さび)を落し溜め込まないデトックスのポイントは。

<追記しました>

 

太ってしまって、体臭が気になったり

年令からくる加齢臭なんだ、と

決めつけてあきらめていませんか?

 

 

たしかに太ると、見るからに

脂っこいイメージで、体臭もそれなりに

臭うのでは?

 

って、まわりからも見られがちですよね。

 

おまけに汗っかきだったりして

余計に、アブラクサイ気がしますよね。

 

 

これって、脂肪過多だと仕方がないと

諦めがちですが、ちょっとだけお耳を。

 

 

加齢臭や体臭って無理なダイエットでも

出てくるって、ご存知でしたか?

 

これを「ダイエット臭」というのですが

極端なカロリー制限とか炭水化物抜きの

食事を摂ったりしてると基礎代謝が低下して

エネルギー変換にも支障をきたすのですね。

 

エネルギーとして十分な糖質を作り出すために

脳が司令を出して筋肉や皮膚などのタンパク質と

脂肪を分解して脂肪酸からエネルギーの素である

糖質を作ろうとするわけです。

 

ここがポイントで、通常と違う代謝だと

この脂肪酸がスムーズにエネルギー変換できず

「ケトン体」や「乳酸」が生み出されてしまうのですね。

 

この「ケトン体」と「乳酸」がダイエット臭を

引き起こすということが解ってきました。

 

ダイエット臭の原因は無理な糖質制限や

間違ったダイエットでカラダが飢餓状態になって

緊急的にエネルギーを作り出す過程で

不完全燃焼状態になってしまい出て来る

副産物ということなんです。

 

ケトン体は飢餓臭とも言われて肝臓で生産されて

血中で増加していき身体からツーンと鼻をつく

ダイエット臭のもとになります。

 

乳酸は疲労物質として知られていますが

アンモニアと一緒に汗の中に混じってしまうので

汗をかいた時のアンモニア臭がものすごく

強くなってしまいます。

 

なので、ダイエット臭がするってことは

ダイエットの方法が間違っているってことです。

カラダが異常事態にあるということですね。

 

カラダの代謝機能をアップさせることと

筋肉量を落とさないことがダイエット臭の

予防にもなります。

 

食事も偏りすぎないようにバランスを考えて

適度な運動で臭いのない汗をかきましょう。

 

 

また同じ汗をかくにも、汗の種類があるって

ご存知ですか?

 

ニオイのもとになる汗腺から出る汗と

乳液代わりになって肌を保湿してくれる汗は

汗腺じたいが異なっています。

 

というか、ニオイのもとはアポクリン汗腺ですが

ここからは、ふだんはあまり汗は出ません。

 

もう一つのエクリン汗腺から出る汗が

サラサラの汗。

 

原始の頃の汗腺は、

フェロモンを出して異性を引きつける

アポクリン汗腺のみだったようです。

 

このアポクリン汗腺からの汗だけでは

体温調節に時間がかかることから

第二の汗腺として、エクリン汗腺が

誕生しました。

 

体内のどこからでも、体温下降に使える

材料としての水分を血液に求めたわけです。

 

 

ただ、血液の水分をそのまま出すと

生存自体が危うくなってしまいます。

 

そこで、汗腺に血液成分を取り込んでから

生存に必要な血漿成分を取り出して

元の血管に戻すという汗腺の再吸収という

大切な仕組みができあがりました。

 

 

この仕組で、ほとんど水となった汗を

エクリン汗腺から排出しているわけですね。

 

ところで体内にある汗腺の数は

400万から500万と言われていますが

その半数ぐらいは活動していません。

 

もともと、人類の進化の余地を考慮して

脳の活動量増加による脳温の上昇を

抑えるために、待機している面もありますが

現代事情による活動不足も否めません。

 

 

年から年中、エアコンのお世話になり

発汗による体温調節の機会を奪い

代謝を下げてしまっているのが

われわれ現代人です。

 

 

代謝が悪くなると脂肪に溜まりこんだ

体外毒素(有害金属)も排出できません。

 

特に、脂肪と親和性の高い有害金属が

脂肪と結びつくと、燃えない脂肪に変身します。

 

ついでに有害金属は脂肪を分解する

酵素の働きのじゃまをして脂肪を

分解させなくするのですね。

 

この状態だと、いくら代謝を高めても

運動してエネルギーを消費しても

脂肪分解も脂肪燃焼もできないので

ダイエットやメタボ対策は成功しません。

 

ホントに困ったもんです。

 

燃えない脂肪、分解できない脂肪を

燃やして分解するには有害金属を

脂肪から引き剥がして排出するしか

方法はありません。

 

要はデトックスということ。

 

若返りや、老化防止には

グレリンという空腹時に胃から産出される

ペプチドホルモンが重要な役割を果たしますが

デトックスには「岩盤浴」がとても有効です。

 

岩盤浴については、ワタクシめが

施設を経営していたことがあるので

そのへんは、間違いありません。

 

 

ただ、岩盤浴施設に行かなくても

自宅でも、運動の仕方で出る汗を

コントロールしたり、半身浴によって

発汗量を増やし皮脂腺まで動員して

有害物質を排出することも可能です。

 

 

汗と一緒に、皮脂腺から皮脂を分泌させると

ダイエットにもデトックスにも有効なのですね。

 

頻繁に言ってることですが肩甲骨周りの

インナーマッスルを活性化させると

血流も良くなり体調改善にも役立ちます。

 

 

そこに集中していると言われている

褐色脂肪細胞が脂肪燃焼効果が高いと

思われているのですが、褐色脂肪細胞は

赤ちゃんの時は50㌘前後ありますが

大人になって年をとればとるほど

少なくなってくるんですね。

 

 

だから、中高年のダイエットには

あまり役立ってはいないようなのです。

 

 

最近の研究では、脂肪燃焼効果より

筋肉と同じように、熱を出し体温を

調節する役割が主なもののようです。

 

 

脂肪燃焼を促進するのは、

ブライト細胞という

別のベージュ脂肪細胞(第3の脂肪)が

関わっていることがわかっています。

 

 

いずれにしろ、肩甲骨周りの筋肉を
ほぐして、ゆるめることは
代謝アップや健康には効果もあり、
インナーマッスルをゆっくりと適度に
動かすことができるのも骨盤まわりと
肩甲骨まわりのワークアウトですね。
 
できるだけ表層筋を使わずに
カラダの骨格を使うように心がけると
カラダの中から熱くなるのが
わかると思います。
 
激しい運動や、力んだ動作なしでも
カラダの中からポカポカしてるのが
インナーマッスルが使われているのだと
考えてくださいね。
 
ってことで
サラサラの汗で、デトックスには
岩盤浴か自宅の半身浴。
 
汗腺を活発に活動させれば
体臭もなくなり、健康にも良い、と。
 
加齢臭には、空腹になるように
我慢して、グレリンを分泌させて
若返りと老化防止と加齢臭対策にする、
ってことですね。
 
それじゃ、カメジローでした。