NEXで嗜むHEXANON 38mm F1.8 KONICA AUTO SE由来 名玉の予感 | 亀兵団斯く戦へり

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不惑を超えたおっさんが、家庭内憲兵隊長の目を盗んでカメラ機材を充実させる過程を綴る

いつものリサイクル屋で珍しいカメラを購入300円也

HEXANON 38mm F1.8が付いてこの値段なら即ゲットです。

あわよくばα7のレンズに仕立てたいと考えました。

いつもの手順でレンズボードを外し、レンズを取り出します。

前から攻めましたが、いつものようにシャッターユニットが出てきません。

このカメラ、ぜんまい式のフルオートなので、絞りリングもありません。

仕方なくリア側から攻めて行きます。

写真は、リアレンズを外したところ。シャッターブレードしか見えません。いやな予感です。

見えるネジを外すと、後ろ側の鏡筒が外れ、内部のメカにアクセスできました。

しかし、このカメラ、シャッターブレードが絞りを兼ねていて、絞りをマニュアル操作できるような作りにはなっていません。

一応、なんちゃってで、開放からF4ぐらいまで手動で操作できるようにはなりました。

 

ここで問題点が発生、このレンズフランジバックが短く、12-19のヘリコイドリングでは無限遠が出ません。

しかたなく、M42接写リングのNo.1でくるくる手持ちフォーカスです。

たまたま手元にあったM42接写リングのNo.1はピンが出ているタイプなので、α7につけるのは危険です。

ヘリコイドリングは、10-15.5mmのものを発注。

今回はNEXで試写です。

 

寄れる、ボケる、名レンズの予感です。

開放はオーバーです。

なんちゃってF4に絞ったら気持ち改善しました。

よく考えたら、このレンズ、PenFの標準レンズと同じ焦点距離とF値なんですね。しかし、こちらはフルサイズ。

ヘリコイドアダプター早く来い来い