先日の、大阪市内の西国薬師四十九霊場巡礼、第十六番の四天王寺 に引き続き、第十七番の国分寺にお参りです。
四天王寺への行きは天王寺駅から歩きましたが、帰りは谷町線の四天王寺前夕陽丘駅へ。
谷町線で北上して天神橋筋六丁目駅で降りて、2番出口から地上に出て東に少し歩くと到着です。
今回は電車での参拝でしたが、お寺の周囲にコインパーキングがいっぱいありました。
で、『西国四十九薬師巡礼』によると、国分寺は
宗派は真言宗国分寺派大本山
本尊は薬師如来
開山は聖武天皇勅願、国師勝賢
開創年は天平13年(741年)
御詠歌は”み仏の 護り給える 国分寺 ゆるぎなき世の 鎮めなりけり”
通称は”長柄国分寺”
だそうです。
開山に「聖武天皇勅願」とあるように、聖武天皇の時代に全国に一国一か所の国分寺を創設するとなったときに、それまであった長柄寺を摂津の国分寺と改称したそうです。
(もとの長柄寺の開創は659年だったみたいです)
国分寺の門は東側にあります。
↓ここ国分寺も、四天王寺ほどではありませんが、色々な霊場の札所となっているようです。
↓境内に入ると、正面に見える霊明殿。ご本尊は阿弥陀如来。勢至・観音の両菩薩も祀られています。
まずはこちらでお参り。
↓こちらは、境内に入って右手にある護摩堂。本尊は不動明王です。
↓そして、霊明殿と護摩堂の間にある「昭和金堂」。本尊が薬師如来。
おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
みんな元気で仲良くいられますように。
お賽銭箱は、写真では見えていませんが、少し開いた格子戸の内側にありました。
↓昭和金堂から入り口側を見ると、鐘楼があります。写真右端が事務所で、ここでご朱印を頂きました。
国分寺、町なかにあるせいもあるかと思いますが、敷地は大きくなく、それぞれのお堂がキュッと近接しています。
となりの公園では子供たちが遊んでおり、なんだか庶民的な雰囲気でした。
↓帰り、一枚目の写真の門に近付いてみると、ちょうど正面が金堂でした。
ところでこの国分寺のある天神橋筋六丁目駅は、「日本一長い商店街」の天神橋筋商店街の北端にあたります。
これにてこの日の大阪市内の西国薬師巡礼は終了です。
この日のお参りで、17枚となったご朱印。
今年になって開始した西国薬師霊場49札所の内、1/3を突破です。
目標はこのままのペースを維持して、今年中の満願。
お城とも両立しつつ達成したいです。