前回、金剛寺 にお参りして奈良県内の霊場をcompleteした西国薬師四十九霊場、今回から和歌山県に突入です。
まずは、第十番の龍泉院。
『西国薬師四十九霊場めぐり』のパンフレットでは、”弘法大師請雨の霊場”と紹介されています。
高野山真言宗で、開創は延長・承平の頃(923-38年)ということです。
ご詠歌は
「りゅうぜんの たえぬながれは とこしえに くめどもつきぬ のりのともしび」
龍泉院は、高野山にあり、我が家から行く場合、一旦その北側の橋本市に出ます。
↓橋本で、この橋で紀ノ川を渡り、いざ高野山へ。”橋本高野橋”。
大阪人からすると、橋本でも充分に山の中ですが、ここから更に山の中へ分け入って行きます。
行きは、真田昌幸・幸村で有名な九度山を通過する国道370号のルートで進みます。
今までに高野山に行った時もそうですが、橋本に着くと『着いた~』という気になるんですが、実はここからまだ25kmくらい山道を進まないといけません。
途中、”幸村ゆかりの,,,”とかのスポットもあり、魅力的でしたが、けっこう時間がかかりそうだったのでスルー。
高野山に着き、龍泉院は金剛峰寺の北側にあるはずだったので、まずはその辺りで駐車場探し。
しかし、駐車場も龍泉院も見つけられなかったので、金剛峰寺の南側の駐車場に停めて歩いて探すことに。
金剛峰寺は、狭義ではこの門の内側ですが、”総本山金剛峯寺”という場合、高野山全体を指すみたいです。
高野山の中心は間違いなくこの金剛峰寺ですが、今回はメインのお参り先ではないので、一旦通過。
金剛峰寺の周りを歩き、金剛峰寺北側へ。
塔頭の「~~院」を多数通過し、
↓金剛峰寺北東にある交番。オシャレな雰囲気だったので撮ってみました。
きわめて個人的な印象ですが、”大正ロマン”な感じ。
袴を履いた女学生が歩いていそうなイメージです。
で、この交番のすぐ西側に龍泉院への入り口があります。
↓交番近くに高野山全体のこんな地図がありましたがこれでは分からないので、
↓そして、こちらが龍泉院と光台院の共通の入り口。
実は、この門の右側の『龍泉院』が少し死角になって気付かずに、一回通り過ぎてました。
↓上の門から入るとすぐに龍泉院。小かめへい、初の雪上ポーズです。
拝観有料のお寺が多かった西国薬師霊場、こちらは駐車も無料で、助かります。
↓山門をくぐると、なかなかシンボリックな木が立っています。
葉・花のある時期ならかなり違う雰囲気と思われます。
↓ということで、まずは入ってすぐ左の大師堂にお参り。
こちら、大師堂と本堂の間の建物。おそらく”護摩堂”と思われます。
↓こちらは、境内の奥にある、お地蔵さんでしょうか。にこやかな表情が印象的。
西国三十三所でお参りした六角堂 の”合掌地蔵”を思い起こさせるにこやかさでした。
↓そして、こちらが本堂。
本堂前でお線香をあげ、お賽銭を入れようとした時、車に財布を忘れたことに気付き、ややヘコミ。
金剛峰寺前の駐車場まで戻り、この時は龍泉院前に駐車場があることが分かっていたので、車で戻ってきて、再度のお参り。
この間、金剛峰寺の境内も通過したんですが、それは次回にまわして、
再び本堂でお参り。
おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
みんな元気で仲良くいられますように☆
↓しかる後に、本堂に向かって見れば右後方、門からしたら右側の玄関から上がって、ご朱印のことを伺うと、
↓建物の中から本堂に案内して頂き、その後にご朱印を頂くことに。
再び
おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
みんな元気で仲良くいられますように☆
ここ龍泉院は、宿坊となっているので、建物が旅館風となっています。
ご朱印は、本堂でお参りをしている間に、お寺の方が準備して下さっていました。
ということで、お次は、同じ高野山内、龍泉院からも徒歩圏内の第十一番・高室院にお参りです。