カンボジアに初めて来た日から早、一週間以上が過ぎた。暖かい気候の国特有の空気が去年の5月に行ったメキシコに似ているなーというのが最初の印象。学校の入り口にはいつもたくさんの学生がいて、私たち日本人が通りかかるたびに笑顔でいろいろ話しかけてくれる。大勢の学生たちに囲まれて質問攻めにあい、身動きが取れないこともしばしば。今日は、カンボジアに来てからよく聞かれる質問、というテーマでこのレポートを書きたいと思う。
まず、来たばかりのときによく聞かれたのが「なぜ、カンボジアにきましたか?」そして「いつ日本に帰りますか?」ということ。来たばかりなのに、いつ帰りますかと聞かれまくり、そして帰る日にちを答えると、本当に悲しそうな顔をする。そして、「帰ってからまた、カンボジアに来たいですか?」ときいてくれる。 最近は長い間NGO校に留まって活動する日本人が多いとはいえ、出入りの激しくすぐに帰ってしまう日本人を学生たちはどう思っているのかな?って少し気になってしまう。私がカンボジアに来たのは、もともと途上国の子どもたちの初等教育について関心があったので、NGOスクールにいる間に近くのコミュニティースクールの様子ものぞけたらいいなという期待があったこと(このことに関しては、運良くいい機会が巡ってきたようなので次のレポートで詳しく書きます)、そして、日本とは違う生活を満喫してみたいと思ったことが理由。だから、期間も最低1ヶ月は必要かなと思っていた。だけど、実際来てみると一ヶ月もとても短い。自分でどんどん行動しないとすぐに時間は経ってしまう。
それから、カンボジア風の挨拶も独特。この挨拶には日本人は惑わされっぱなしです。よく言う挨拶は「どこへいきますか?」「どこから来ましたか?」、そして「ごはんをもう食べましたか?」の3つ。別にどこに行く予定もない時に、どこへいくか聞かれても何と答えたらいいものやら。「どこへもいきません。。。」「ごはんをもう食べましたか?」の質問は最初、聞く人はみんなごはんを一緒に食べに行こうとしているのかな?でも誘ってくるわけでもないし、なぜだろう???と不思議だった。それはただの挨拶だと良さんから教えられ納得。でもそうと知ってはいても、やっぱりだまされた!ある日の夕方、良さん、友美、私の3人で事務所でくつろいでいるといつも一緒にごはんを食べに行っているコンさんが入ってきて、バナナとみかんの差し入れを丁寧に机に並べた後、「もうごはんは食べたのか?」といってきた。「おなかすいてる?」と聞くと、空いているという答え。てっきりいつも無口なコンさんが私たちをごはんに誘ってくれたのだと思い込んだ日本人はごはんへ行く支度を始めた。私なんて、わざわざパジャマから着替えて、寝ていた由香さんまで起こしてごはんへ誘った。そうして、準備して下へ降りてみると、当のコンさんは別にごはんを食べに行くつもりではなく、学校の入り口でくつろいでいる。いってらっしゃーいと見送られ、そうだ、あれはただの挨拶だったのだと改めて気づいて、自分たちに大笑い。そんなこんなで、今のところ私のカンボジア生活は平穏に過ぎている。授業のほうも充実させて、もっとがんばりたいなと思う今日この頃です。