「旅に出ること」 | カンボジア的スローライフ

カンボジア的スローライフ

スローダウンしてみると見えてくるものがある。ありふれた日常のささやかな出来事。人生って、そんなささやかな暮らしの一つ一つが集まったもの。だから、その一つ一つを大切に暮らすことができたらいい。マンゴーがたわわに実る国、カンボジアからの発信。

旅のスタイルは人それぞれ。私は、旅に出て非日常を楽しむというよりも、「非日常」と「日常」間にあまり温度差のない日常の延長のような「暮らすような旅」が好き。


まぁ、カンボジアでも日々移動が多いので、もう「住所不定有職」、毎日は旅をしているようなものでもあるんだけど。

そしてあまり予定も決めないで、お腹がすいたら食べ、眠たくなったら寝、風の吹くままブラブラするのが好き。

道ばたで真っ赤なかき氷を買うおじさん。こんな日常な風景を眺めている時間が一番好き。

 

地元の人が利用しているような公共バスやボートなどを乗って移動するのも楽しみのひとつ。路地好きな私なので、味わいのある庶民の路地などを通ると、もうバス窓からワクワクしすぎ(笑)。



地元の人が食べているものを食べるのも楽しみ。バンコクはストリートグルメや、屋台食がとっても充実しているので、安く、美味しく、お腹いっぱいに地元のものが食べられるのも魅力。

はじめて訪れた外国はここタイのバンコクだった。まだカンボジアに毒づいていないとりつかれていない、さとちゃん花の若かりし頃(笑)。旅のスタイルなんてなにもなくて、ただただ好奇心と冒険心で旅していた。ここにくるといつもあの日の青くてまだ熟していない幼き自分を懐かしく思うのでありました(笑)。


今思うと「若い」っていうのは、馬鹿で愚かで無茶でこっぱずかしいものである(笑)。若い頃は自分で「若い」のがすばらしいと思ってはいないけれどどこかで「年をとる」ことは嫌なことだとか辛いことだと思っている。でも、こうして年を重ねれてくれば、若き頃のことをなんだあの恥ずかしい時代と我が身に目を伏せたくなるのである(笑)。

でも、じつは、本当のところは、こうして年を重ねてみても・・・・・じつは、やっぱり馬鹿で愚かでこっぱずかしい私なのであったガクリ・・・(無茶だけは、肉体的にできなくなったけれど)。