年が明けて、ようやく私も落ち着いて、私の大好きな鎌倉の長谷寺に、なんとか日程があって出発ギリギリで会えた親友と。
長谷寺から見える海と街の風景はとってもステキ。この海が今年も1年、穏やかであってくれることを願いつつ。
私はここの長谷観音様が大好きで、また四季折々のお花や木々を楽しむために、帰国するとだいたいは寄るのがここ。人を案内して連れてくるのもここ、ときには一人で何やらお願いごとにくるのもここ（笑）。
鏡餅が！長谷の街も散策にはもってこいで、江ノ電に乗ってトコトコとやってくる楽しみもある。
不思議な木の実を眺めつつ、冬の透きとおったきりりっとした空気を吸いながら、風が強い日だったのだけれど、太陽の日差しをポカポカと浴びて、しばしの散策。
ランチに食べたお寺のカレーライス。美味しかったけれど、2人とも、量が足りなくって2杯分ぐらい食べられそうな気分（笑）。
長谷寺はこの「なごみお地蔵様」がかわいらしいお寺でもある。そして、そうそう、良縁地蔵様だからね（笑）。
そして私が好きなのはここのおみくじ。英語訳もついてくるので、外国人の方にも好評。来るたびにひいて、そして手帳に挟んでいつまでも眺めては、そのおみくじの内容に従っている素直？な私（笑）。
今年も、待ち人は「来たる」んだそう・・・・（笑）。
「時をかけて器を磨きなさい」・・・・ってもう長いことつるつるのてかてかのピッカピッカに磨いて待っているのですけれど（笑）。いや、まだ磨き方がたりないってことだろう・・・。
お昼を食べている時から、早々とおやつの時間が待ち遠しかった私たち。いろいろな誘惑で、おやつの時間にもう一度ランチを食べそうにもなったけれど、そこを抑えて、お友達はお茶漬けときんつば、私はあんみつときんつばに。
このきんつば、かぼちゃ味とさくらの葉の風味のもの。さっぱりと美味しくいただく。
私たち、もう20年来のお付き合い。もうかつてみたいにバーゲンめぐりやショッピング歩き、そして食べ放題とかを卒業しはじめたところ。もうさ、そういうものはそろそろいいよねって。
またよい季節になったら、どこかに旅行でも行きたいね。
私にもこんな愛する文化と祖国があるように、カンボジアの人にも愛する文化と祖国がある。カンボジアの国は、カンボジアの人たちがよいと思う方向に進めばいいんだよね、本当に。自分たちの大切なものを失わないで、ちゃんと握りしめてね。よくあの内戦の負の遺産から起き上がってここまできたよね、本当に。カンボジアと関わる長い年月の中で、それはもう私の人生の半分の年月を超えてしまったのだけれど、たくさん、いろんなこと教えてもらったんだな私（←頬杖おばちゃん、笑）。
めずらしく雪が降っているという故郷を想いながら、そこと繋がっているんだろうプノンペンの灰色の空の下で、ごそごそとカメラを出して街の風景を撮影していると、真っ黒に日に焼けたシクロのおっちゃんが「こういう向きでとるんだ」と指導してくれた、周りのおっちゃんたちも寄ってたかって笑いながら「あーだ、こーだ」って、そんななんでもない、貴重な毎日。