イケメンのキャンディの味は甘く。 | カンボジア的スローライフ

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スローダウンしてみると見えてくるものがある。ありふれた日常のささやかな出来事。人生って、そんなささやかな暮らしの一つ一つが集まったもの。だから、その一つ一つを大切に暮らすことができたらいい。マンゴーがたわわに実る国、カンボジアからの発信。

そうそう、思い出せば、クアラルンプールでも人だかりだったキャンディ屋さん。寄り道バンコクでも、大人気だった!

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たしかセントラル・ワールドだったと思う(すでに記憶薄、笑)んだけど、エレベーターを降りて来ると何か人だかり。なになに?と思ってのぞいてみると・・・・・これから、なにかがはじまる感じ。

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おっ!「Made in Candy」とある。なにかキャンディを作っている風景を見せつつ、キャンディも売っちゃうというのみたいで、実演販売!

どれどれ・・・・としばし眺めてみることにして、大きな体で場所を陣取る(笑)。


なにか熱そうな液体が鉄板の上に流されて、赤と白を調合して、だんだん固まってくるのを練る感じ。

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うーん、なんだか芸術的。それになんといっても、出てくるお兄ちゃんが、みんな超イケメン(笑)!アイドル歌手顔負けのハンサムさ!子供たちは、キャンディの甘い香りにうっとり、おばちゃんは、カンボジアでは見られない?洗礼されたこのイケメン達にうっとり(笑)。

赤と白を合わせてこねてビューンと伸ばすと、かわいらしいピンク色に。その手さばきに、おばちゃんの頬もほんのり、ピンク色に(笑)。いやいや、手さばきなんてどうでもいいの、顔をじーっっと見る。目が合ったって、カンボジア人のようニコニコ・ニヤニヤなんてしない(笑)、とってもクールに淡々とキャンディーを作る。それがまたしびれるのよね(←おばちゃん口調100%)。

ガラス面に張り出された紙、どうもそういう絵柄を作っているらしい。むむ、ハート型ドキドキドキドキ、やだ~(笑)。子供たちはもうキャンディーの山場に釘付け、おばちゃんはハートに一寸釘打たれ(笑)。

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まん中にピンクのハートを埋め込んで、白キャンディーでくるんで、ひとつにまとめられたキャンディーは、おばちゃんの鼻の下のようにビューンと伸ばされて・・・・

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カキッと割ったまだ柔らかいキャンディーの切り口がガラスにぐねっとつけられて、現れたきれいなハート型に子供たちの歓声!そのうしろでおばちゃんのため息(笑)。

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どんどん出来上がってくるかわいらしいキャンディー、淡々と続けられるクールなイケメン達のスマートな作業。もう、何枚写真を撮っても、この甘さにとろけて、ぼやけてる(笑)。

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最後に冷えて固まってきたキャンディーを小さくカチンカチンと切り割っていく。その作業の写真はない。なぜなら、なぜなら、そのキャンディーをイケメン達がガラスの向こうから、観客に手渡しだしたので、おばちゃんとっさに手を出す、カメラなんてあとあと、そういうところはしっかりと(笑)。

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ゲット!イケメンがくれた甘いキャンディー。もちろん、私だけがもらったのではなく、みんながもらったのだ(笑)。

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もう一度売り場に並んだかわいいキャンディーを見に行く。とってもよかったイケメン達のクールな実演、そして、味見したキャンディーの甘くスゥィートだったこと。

さんざん、楽しんで、味見して、そして、最後に買わない、おばちゃんのフルコースでエスカレータを下がる。

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ピンク色のハートを胸に、下に降りてゆくと、バンコクでよくお世話になっているバムルンラード病院のイベントが。横を通り過ぎようとすると、「血圧測って行ってください。無料です。」とお姉さんが呼び止めてくれた。顔も赤かったのかしら(笑)。

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血圧は正常、久しぶりに計った体重に撃墜され、顔色が一気に赤から青に激変しつつ、それでも、無料でお配りされているエコバックとボールペンはしっかりもらって、手に持っていた荷物を一つにまとめて帰途につく。

ニッポンのおばちゃんここにあり(笑)。

それにしても、あのイケメンズの顔のキャンディーのスゥィートだったこと。忘れないわ。