ラオス陸路の旅-17懐かしのカンボジア、何があっても。 | カンボジア的スローライフ

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スローダウンしてみると見えてくるものがある。ありふれた日常のささやかな出来事。人生って、そんなささやかな暮らしの一つ一つが集まったもの。だから、その一つ一つを大切に暮らすことができたらいい。マンゴーがたわわに実る国、カンボジアからの発信。

旅には最後まで何があるかわからない。そう学んで、人生もそうだと悟った昨日(笑)。最後まで気を抜かずに安全にプノンペンの自宅に到着するまで、気を張ってと迎えた朝。

安宿でも安全に眠ることさえできれば、旅人には天国だ。旅の最後の朝を迎えた、アランヤプラテート。かつてはカンボジア難民の難民キャンプがあって栄えた町でもある。今はタイ側に大きな市場があって、普通の国境の街として、ささやかに賑わっている。

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気持のいい朝。ゲストハウスのおばちゃんは、国境が開くのは8時ごろだって言ったけれど、そう、旅は何があるかわからない、早めに6時45分に出発する。

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トゥクトゥクで国境の出入国手続きの近くまで送ってもらう。ここまで来るともうクメール語の文字案内も登場して、何が起こったって、へっちゃら、なんでもこいの大きな気持ちになる(笑)。

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おばちゃんの言葉どおりにゆっくり出てこなくてよかった、やっぱりタイ人なんて嫌いだ(笑)。ちょうどたどり着いた7時に国境がオープン!!!!

ゲストハウスのおばちゃんの言葉を信じないでよかった。カンボジアに向かう人の列に並んで、タイの出国手続きをする。そして、緩衝地帯?をてくてく荷物をひいて歩く。

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前方に、あああああぁぁぁーーーー!!!見えてきたーーーー!!!カンボジアの国境の門!!!

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足取り軽くぐんぐん進むとどんどん近付くカンボジアの門!爽快な気分。

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7時45分カンボジアの大地に到着!ここまでで推定3,000キロは全陸路で移動したよう。残るはプノンペンまでの数百キロ!!

ここから先は何の苦労もなく(笑)。

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入国手続きを終えて出たところに待っている無料の外国人をバスターミナルに送る送迎バスは以前、着いた遠いバスターミナルですごい待たされて嫌な思いをしたので、もうそれに乗らずに、流しのトゥクトゥクを拾ってプノンペン行きのバス会社に向かってもらう。

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プノンペンソリヤでいいかな?とおじさんが言うので、はい、いいですと言って、着いた近くのバスターミナルに8時発プノンペン行きのバスが!席があるというので、すぐにチケットを買って、ちょっと時間が過ぎてるけどまだ出発しなさそうなので、大きな荷物を預けて、お水と朝ごはんのパンを買う。

あぁ、カンボジア、ラクだ(笑)。

席について朝ごはん。あとは眠ってたって、夕方にはプノンペンに着く。大きく、安堵。

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青い空、赤い大地、緑の木々を見ながら、バスがバッドンボーン経由でプノンペンに向かう。途中、スヴァイ・シソフォンで偶然にクメール人の知人も子連れで乗り込んできた(笑)。旅は道連れ、途中お昼ごはんを一緒に食べばがら、プノンペンにともに向かう。

乗車すること9時間、夕方17時のまだ明るいうちに無事にバスがプノンペンのセントラル・マーケット付近に到着!

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そこから、バイタクに乗って自宅まで数分で到着、小さな首都のプノンペン。無事カエル。着いたぞー、万歳!!!カンボジア側は何事もなく、なんの苦労もなく、何の迷いもなく、カンボジアならもう何があっても大丈夫と思っても最後まで気を抜かずにいたけど、やっぱりなーんにもなく、期待どおりに予定通りに自宅に着いた、有難きこと。

全部で約3,500キロぐらいになったのかなぁ、陸路の旅、楽しかった~。こんな旅をしてしまうと、麻薬のように、また旅がしたくなる感じが、やばい。

もう体もボロボロになるかと思っていたけど、思いのほかぴんぴんして元気。そして食欲もモリモリ!!いくつになっても、時々はこんな旅もしてみたい。青春オヤジみたいなね(笑)。

そして、旅に際して、助けてくれた道中の皆さんに大いに感謝!


ラオス陸路3,500キロの旅、めでたし、めでたし、完。

つぶやき:旅の行程も長いけど、ブログも長ーい(笑)。最後までお付き合いいただきありがと。