ラオス陸路の旅-15.列車とバスを乗り継いで目指すカンボジア。 | カンボジア的スローライフ

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スローダウンしてみると見えてくるものがある。ありふれた日常のささやかな出来事。人生って、そんなささやかな暮らしの一つ一つが集まったもの。だから、その一つ一つを大切に暮らすことができたらいい。マンゴーがたわわに実る国、カンボジアからの発信。

ノーンカイからウドンタニーまでバスで行くか、列車でいくか?前の晩に結構悩んで、バスばっかりもつまらないので、列車にも少しだけ乗ってみよう!と大決定(笑)。

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結局乗り継ぐバスの時刻もわからなかったので、とにかく朝早く出発することにしてみた。朝一番の列車でウドンタニーというところまで1時間弱の予定の小さな列車の旅にちょっとワクワク。トゥクトゥクで駅まで送ってもらう。

すぐにノーンカイ駅に到着。並んで切符を買う。一人11バーツ。安いなー列車は!!バーツの両替ができなくて、ドルのお釣りでちょろっともらうぐらいのバーツしか持っていなかったので、足りて安堵。

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朝焼けの駅、列車を待ってる人がたくさんいる。なんだか懐かしいような風景。

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・・・・・・・・・・・・・・が!!朝の7時15分・・・・・もうとっくにウドンタニーに到着していていいはずの時間だけど、6時発のそのまだ列車が来ない(笑)。やってくれるなー。

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7時半、すっかり太陽も昇って明るくなったころに、列車到着(笑)。駅の小さな売店でジュースを買っただけで、食堂はまだ空いていなかったので、ちょっとお腹がすき始める。

こんなぼろっちい列車でもちゃんと指定席(笑)。もちろん、ガラガラで自由席になってしまうんだけど(笑)。

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列車に乗ったら、何かを食べたくなる気持ちモリモリだけど、カバンの中に何もなし。駅でも飲み物しかゲットできなかった無念の列車の旅。指定席で目の前に座ったタイ人の人の良さそうなおじさん、もち米を袋に入れて持ってきてた・・・・・美味しそうっでうらやましくなる。

おじさん、出稼ぎなのかしら、バンコクの妻と生まれたばかりの赤ちゃんに会いに行くのだそう。

列車が走れば・・・・・・・

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人は眠る(笑)。そして、6時40分に着く予定だった列車、8時15分に無事にウドンタニーに到着。

ここからがまた怒涛の移動で、写真撮影の余裕もなく(笑)。

ウドンタニーに着いて、トゥクトゥクでカンボジア国境のアランヤプラテート行きのバスターミナルまで送ってもらう。バスターミナルに着くと、親切なおじさんが、アランヤプラテートまで行くには、コーラートまで行って乗り換えだという。今すぐコーラート行きのバスがあるけど乗るかというので、もう乗ることに(笑)。

本当はバスの時間を調べてウドンタニーは都会だというので、朝ごはんでもと思っていたんだけど、その案、もろくもボツ(笑)。

手持ちのバーツが足りなかったんだけど、ドルでもいいからと、ちゃんとしたレートでドルで計算してチケットを売ってくれた、感謝。

あわてて、8時35分、出発しそうなバスに乗り込むと・・・・・満席でぎゅうぎゅうの立ち席ガクリ。でも、きっとコーラートにはすぐ着くんだろうと思っていたら・・・・・それが甘かった(笑)。2時間過ぎてもコーラートにつかず・・・・周りの人が時計をさして一生懸命教えてくれるのは・・・・・「コーラート到着は午後2時」げ!!!!!あと何時間あるぅ?

タイのスイーツのように甘かった自分の読みを反省しつつ、地図も持たず、あてずっぽうにカンボジア国境を目指すチャレンジャーな自分を少し励ましつつ(笑)、揺れてぎゅうぎゅうの暑いバスに立ち尽すこと数時間・・・・どこかの大きな都市でどっと人が降りて、席に座れる!!!

そして停車している間になんとバスの中まで売り子さんが!!!そうだ、朝から何も食べていなかったー、もうすぐお昼だーお腹がすいたぞーと気づいて、迷わず売り子さんを呼び止める(笑)。

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ようやく食べ物をゲットして、席を確保して、カメラを出す余裕ができ・・・・・でも、喜びでブレブレ(笑)。ゲットしたのは!モチ米、鶏のから揚げ、赤米のココナッツミルクおこわ、そしてマンゴー!!!

夢中で食べる、この美味しさ!!!この旅の中でおいしかったごはん第2位にしたいくらい!(1位はポンサワンからルアンプラバンまでのバスの途中のモチ米ランチ)。

そして、14時50分、念願のコーラート着!大きな大きなバスターミナルに到着。さて、ここからアランヤプラテートまでのバスに乗り継げるかなーと思って車窓を見ていると・・・・ナント目の前に15時発のアランヤプラテート行きのバスが停まってるぞぉーーーーー!!!

おおおおおおーーーーーー!!やったー、明るいうちに国境まで行けるぞーーーーーーーーーーー!と思ってバスを降りて、アランヤプラテート行きのバスの乗り場に走ると・・・・・・・・バスはまだあるのに、席もあるのに・・・・・、お金もあるのに・・・・・・・・えーーーーーー!!乗せてもらえない!!!

さて何が?
この旅、最後で最大の難関が立ちはだかっていたのである・・・・・・・・・・・・・・・・・。