この色使い、柄、なんとなくイスラミックな駅の感じに惚れ惚れしながら、セントラル・マーケットとチャイナタウンへ。
マーケットは観光客向けっぽくて、思ったより面白くなかったけれど、イスラムの女性の装いや床や階段のタイルがやっぱり素敵だった(笑)。
マーケットを早々に退散して、チャイナタウンへ。春節間近で年の暮れのチャイナタウン、すごい人出。その中でダントツ賑わっていた豆腐屋の親爺の豆腐・スィーツが抜群に美味しかった。
大きなお鍋から平たいお玉でさらりさらりとすくってお椀に入れてくれる。黒砂糖のシロップをかけてもらって、熱々豆腐スゥイーツを一口・・・・・うーん、たまらないっ!
親爺がニコニコと「君はどこから来たんだい?」と聞くので、「日本です」というと、さらに笑顔に拍車がかかり「日本か、いいね~。」と。「おじさんの豆腐、とっても美味しい!」と言うと、とっても喜んでくれた。お互いに拙い英語での会話だけど、なんだか嬉しくなる。
きっと豆腐一筋の親爺人生、そういうのがなぜか私は大好きなので、テキパキ豆腐をさばく親爺の姿をしばし眺めて、チャイナタウンの片隅でひたすらに感動(笑)。
今日もごった乗せ?のマレーシア飯に舌つづみを打ちつつ、緑あふれるワイルドな都会のクアラルンプールを歩く。東南アジアからちょっとインド風な感じを感じつつの未知の世界の扉を開けて(←今頃、笑)。
ツインタワーを拝んでから、パビリオンというショッピングモールへ。春節のすごい竜がフロアの吹きぬけ全体にドドーンと!マレーシアの中華系の勢い、すさまじく。まもなく、ベトナムもお正月だな・・・なんてちょっと思い出したりしつつ。
もうイスラムだったり、中華だったり、なんだったり?で、どれも派手に自己主張をしていてごっちゃな世界のクアラルンプールは、仏教国のタイのバンコクとは違う面白さ。
パビリオンの外に出ると、なぜだか両手を上げたクマの置物?がいっぱい。これは何なんだろう?謎のクアラルンプール、でも活気あふれてパワーみなぎる街だ(笑)。
夜7時半になってようやく日が沈みはじめた。カンボジアだったら、この時期は日本と同様に日がもっと短いのにな。赤道に近いからかな、でも日本からの時差はたった1時間、カンボジアは2時間もあるのに、不思議。
ここに住みたいって気持ちは湧かなかったんだけれど、マレーシア飯とごっちゃまぜ不思議ワールドに魅了されて、またゆっくり遊びに来てみたいと思った街クアラルンプール!。