毎年、水祭りのこの時期。
プノンペンでは花火も打ち上げられます。
昨年はリバーサイドのホテルを予約して花火見物。
実は嫁ちゃんの誕生日がこのタイミングなので。
今年も一昨日と今夜、雨の中でも打ち上げていましたね。
バルコニーから遠くにちょっと見えるのですが、いかんせん、ほとんどビルの陰。
まぁ、こんな見事なレベルではないです。
日本のキレイな花火を見慣れた人間には、どうってこともないカンボジアの花火。
でも若者たちにとっては、貴重なデートのチャンス。
両日ともに雨天だったのは、神様の啓示かも。
まだコロナが収束してもいないのに、密を作っちゃダメでしょ、と。
ところで、日本の花火大会と違うのは、花火のクオリティだけじゃなく、高度も。
低いでしょ?
あれは理由があるんです。
王宮のすぐそばで打ち上げますよね。
前の国王は、プノンペンに次々と高層建築が出来ていく中、嫌悪感を露わにしたんですね。
今はどうなったか存じませんが、ヒマワリホテルとか8階建てなのに、5F以上は使用禁止に。
国王を見下ろす位置に、何かがあるのがイヤ、ということらしいです。
人気の国王だったんですけど、その話を聞いたときはガッカリしましたね、失礼ながら。
カンボジアのあいさつでも、手のひらを合わせる位置を相手によって変えますね。
国王に挨拶するときが、いちばん高い位置です。
でも、花火に目はついてませんが?