日本の企業や団体が、学校を建てたり、井戸を掘ったり。
カンボジアに様々な支援をしていますね。
ある日本の会社が、カンボジアの田舎に太陽光パネルの照明を、という活動をしています。
それはそれで、素晴らしいことです。
ただ、カンボジアの庶民って、ジコチューなんですよぉ。
この場所は、拙宅から自転車で5分くらいの、交通量が比較的多い未舗装路。
左側は田んぼが広がっています。
夜は人家の灯りが少ないので、太陽光の照明が10基、ここに設置されました。
どこの支援なのかは存じません。
ところが。
これはライトの部分が持ち去られています。
電柱の上ですけど、木登りが得意なカンボジア人には、造作もないこと。
これも、ライトが無いですね。
こっちは太陽光パネルごと、持ち去られています。
台座だけが残され、鳥の巣になってますね。
10基のうち、まともに動いているのは3基だけです。
せっかく支援しても、公共の福祉になっていません。
ときどき、思ってしまうんですよね。
この国の人々を支援する価値って、あるんだろうか?
とね。