私のカンボジア暮らしは5年を超えましたが、それ以前からタイに出稼ぎ中の三男。
以前一度、縁談があって、顔合わせ目的の行楽に私も同行した記事を書きました。
前回は三男が拒否。
派手系で快活なお嬢さんだったので、寡黙な三男、ビビったよう。
で、今回また縁談が舞い込みました。
お相手は拙宅近くに住む、けっこう裕福な家族の一人娘、22歳。
嫁ちゃんも当人を見たことがありません。
なぜそんな家柄の、大事な一人娘を?
理由は私の結婚式でした!!
このとき、先方のご夫妻が来場されました。
ゲスト皆にもてなしの気遣いをし、黙々と働くウチの家族を見て、
この家になら、と思っていたのだそう。
他の結婚式は、違うの? という疑問はありますが。
ところが、三男本人は女性に興味が薄い草食系。
あと10年は独身でいい、と縁談に拒否反応を示しています。
一方、縁談に超・前向きなのは義母。
私はそんなに長く生きられないんだから、
今のうちに相手を見つけて縁談をまとめなければ!!
という、これは親心。
サザエ姉さんの縁談で、本人を悲しませた過去を踏まえ、
嫁ちゃんはこういった縁談には後ろ向き。
でも一方で、両親の意向に従順なのもカンボジア人のメンタリティーです。
義母に逆らえない三男、嫁ちゃんに電話してきて、
「結婚はしたくない。カンボジアに戻りたくない。」と泣いていたそう。
もう長くタイに出稼ぎ中の三男。
あと4年で永住権がもらえるので、そのままタイに住み続けたいと。
学歴のない三男がカンボジアに戻って、何ができるか。
タイのほうが稼げるのは確か。
三男の意向を先方に伝えたら、「4年、待ってもいいから頼む!」と。
そんなに好印象だったんですかねぇ、ウチの家族。
とはいえ22歳のひとり娘を4年も待たせて、やっぱりNoとは言えません。
さて、どうなることやら。