嫁ちゃんと知り合って以降、

何十回とせがまれた、日本への旅行。

 

なかでも特に見たいものが雪と桜

 

だったら、3月下旬の東京だな、

と考えた次第。

雪は富士五湖とか北関東のスキー場で。

 

そうなると、冬物衣料が必要です。

メチャ寒がりですからね、カンボジア人は。

 

 

高校の同級生から大量に譲ってもらった

女性用の冬物衣類や、

ヤフオクで落札した愛娘用の冬着類、

安く買い揃えた、ヒートテック系やタイツ類等を

12月に大量に持参しました。

 

昨年12月は、台風がフィリピンやベトナムで暴れ、

その影響でカンボジアでも肌寒い夜が続き、

冬物衣料が豊富にあって家族は大助かりでした。

 

しかし私が持参したのは、女性用と子供用。

 

カツオ君やタラちゃんのために、

近所で売っていた冬物を数点、買いました。

 

いずれも日本からタイに輸出された、

日本では中古品としても売れないような、

シミ汚れのヒドいものなどです。

 

1着2,000リエル(0.25USD)から5,000リエル。

 

日本では最早、ゴミにしかならなかったものが

タイを経由して、此処カンボジアの農村で

重宝されているわけです。

 

苦笑してしまったのは、買った衣類数点の

ポケットのなかから、日本の硬貨が!

合わせて202円。

 

「発見者のカツオから、あなたが買い取ってヨ」

といわれ、7,800リエルと交換しました。

カツオ君、濡れ手に粟の臨時収入でした。

 

近所の親戚が以前、同様に買った

日本の中古衣類のポケットからは、

指輪が出てきたこともあったそうで、

高く売れたんだとか。

 

 

余談ですが、ヒートテックって

基本的にはインナーじゃないですか。

 

でもサザエ姉さんと次兄嫁は、

肌触り等がいたく気にいったようで、

寒くなくなってからも日常着として愛用。

ヒートテック姿で買い物に出かけます。

 

私はそれがとても恥ずかしくて

「あれは他の衣類の下に着るものだよ」

と嫁ちゃんに何度も説明したのですが

「いいじゃない!此処はカンボジアなんだから」

のひとこと。

 

まぁ、パジャマを普段着にしている国ですしね。

 

身体にフィットする、ああいった素材の衣類は

カンボジアの田舎では激レアなので、

姉たちは「最先端ファッション」のつもりかも??

 

ヒートテックを開発者された方々も、

まさか暑いカンボジアで外出着になるとは

想像もしなかったでしょうね。

 

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