先月、私に惚れられた?と妄想した
洗濯請負業の女性に関する記事を書きました。
彼女はその後、二度と我が家には来ませんでした。
しかし、隣家には毎日のようにやってきて
「隣の日本人旦那に、美人だと言われた」
などとのたまっているそうです。
やれやれ。
妄想のなかで彼女は、私の妻になることを
夢見ているのでしょうかね。
ともあれ、洗濯機は壊れたままなので、
代わりの洗濯請負人を家族が捜してきました。
今度も人妻です。
そして彼女も、嫁ちゃん曰く、
時々言っていることがおかしいのだそう。
洗濯請負業は、そういう人たちが日銭を稼げる
社会の受け皿なんでしょうか。
しかし今度の人妻は、洗濯が本当に上手で、
かなりの汚れ物でも見事にキレイにしてくれます。
報酬は8,000リエル(2ドル)だったのですが、
初回、嫁ちゃんに彼女が頼んできたのは
「報酬は1$でいいから、お米を分けてくれ」と。
彼女は5人もの子供を抱えているのですが、
ダンナがとにかく最悪で、
毎日釣り?にいって獲れた魚を売って、
それを全部、飲んで使ってしまうそう。
妻と子供の食費を稼ぐつもりはないんですね。
住んでいるのも、まともな住宅ではなくて、
嫁ちゃんの言葉を借りると
「プラスティックで作った小屋」なのだとか。
彼女にとって、わずか1$でも貴重な稼ぎで、
本来1$で買える以上のお米があれば
なおありがたい、という悲惨な状況。
嫁ちゃんは約束の2$にプラスして
お米も分けてあげ、
義父は家で採れたバナナを1房、
おまけにつけてあげました。
「次からもぜひ、私を呼んでください!」
と感激して帰って行った彼女。
毎週日曜日に来てくれることになりました。
彼女に頼む洗濯物は、私と嫁ちゃん、
娘2人分、それに義父母のものが主。
四男、ワカメちゃん、カツオ君、タラちゃんは
自分の衣類は自分で洗うのが原則。
サザエ姉さんは自分とマスオさんの衣類を、
次兄嫁は自分と居候ちゃん2号の衣類を、
それぞれ空いた時間に手洗いしています。
と、ここまでの美談?で一旦、
予約投稿したのですが、状況にすぐ変化が。
次から10,000リエルで、という約束で
洗濯に再び来た彼女、嫁ちゃんに対して
「2.5$でこんな量はできない。5$くれ!」と。
この家は余裕がある、と踏んだのか
いきなり倍額につりあげてきたのです。
さすがに5$は相場より遥かに高いので、
「だったら来てくれなくていい」と。
で、しかたなく久しぶりに私も、
大量の洗濯物を嫁ちゃんと手洗い。
まじ、疲れました