少し前にも書きましたが、親戚だらけの田舎。
そのつきあい方も、一筋縄にはいきません。
今秋のある日のこと。
子供を連れた「おばさん」が我が家に来訪。
私は仕事が忙しく、上階にいたのですが
嫁ちゃんはサザエ姉さんと一緒に
愛娘1号を連れてそそくさと出かけてしまい、
3時間ほどしてから戻ってきました。
「どこに行ってたの?」と尋ねてみたら
「来訪目的が、借金の依頼だと思ったから」
なのだと。
その予想は当たっていて、
義母は「ウチにそんな余裕はない」と断ったそう。
嫁ちゃんに頼んでくれ、と
おばさんも粘ったようですが。
親戚からしてみれば、私は日本人だし、
マレーシアへ家族旅行に行けるくらいだから
余裕があるはず、と考えるのは必然。
これからも、こういうことは続くのでしょう。
こういうとき、現地語が話せないのは
逆にメリットかな、とも感じます。
例えば日本の企業勤めをしていたとき
厄介なクレーマーとかが来たときの対処法として
「最終決定の権限を持つ者は、客前に出さない」
のが鉄則でしたからね。