ウチの家族が、近所の田んぼに

小魚釣りに出かけることは以前、

記事にいたしました。

 

炎天下に田んぼで釣り、なんて

苦痛以外の何物でもないだろう、

と誘われても断ってきました。

 

7月のある日。

その日の午後は薄曇りで、

日差しも強くなかったので

ちょっと見学してみよう、と。

 

拙宅から1kmも離れていない場所に

ウチの田んぼはありますので

徒歩でも行けなくはありません。

 

途中の、他人様の田んぼで

早速釣りを始めることに。

 

次兄が田んぼに足を踏み入れていき、

イネの根元の泥をすくいます。

 

そこにはミミズがたくさん。

 

このミミズを、指で千切ってエサにします。

 

早速、釣り糸を垂れる嫁ちゃん、

次兄夫婦、サザエ姉さん。

 

 

連れてきた愛娘1号は、

存分に走り回れるだけでも楽しいようです。

 

釣れる小魚は、日本のフナに似たものと

小さなナマズの仲間です。

 

 

どちらもあとで、野草と一緒に

スープとして家族の胃袋に収まります。

 

 

上の画像はウチの田んぼです。

 

7月下旬でしたが、

イネも順調に育っていました。

 

その青い稲穂をバックに愛娘をパチリ!

 

この土地は、愛娘2人の将来のために、

と思って購入したもの。

 

教育面を考えれば、田舎の村ではなく

プノンペンの学校に通わせるほうが

ベターだとは思います。

 

でも私が今、願っているのは

この村で、家族に囲まれながら

愛娘2人が健やかに成長してもらいたい

ということだけです。

 

小学生のうちから、勉強、勉強・・・

 

そんなことを娘に強要したくないのです。

 

 

私は長野の田舎育ちで、

小学生の頃は野山を駆け回り、

トンボやカブトムシ、サワガニを獲ったり

ドジョウやザリガニを捕まえたり、

キノコを採りに山に行ったりする日々。

 

それでも一応、某有名大学に行けました。

 

有名大学に行くために勉強することよりも、

子供時代に優先してあげたいことが

私にはあるのです。

 

 

夜の東京。地下鉄で見ていた光景。

 

塾の帰りなのでしょうか、

疲れて眠りこけている小学生。

 

あまりによく眠っているので、心配になり

声をかけて起こしてあげました。

 

案の定、降りるはずの駅はとっくに通過。

 

次の駅で一緒に降車しようとしたら、

その駅で降りるという女性が声をかけてきて

私に代わって駅員さんに引き渡しました。

 

私は自分の娘に、そんな小学生時代を

過ごしてほしくないのです。

 

プノンペンの学校がそこまでとは思いませんが

少なくとも日本で、そういう育て方を

するつもりはありません。

 

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