ナーガのカジノは賭け金のミニマムが高くて
庶民には縁遠い存在ですが、
カンボジア人もギャンブル自体は大好き。
家族のサッカー観戦に便乗?してきた
高校生たちも車内ですぐに
賭けトランプを始めた、と書きましたね。
サッカー観戦熱も高いカンボジアですが
勝ち負けや点差にカネ賭けて観ている人も多数。
ベトナムでもサッカー賭博は
社会問題化してるらしいですね。
次兄夫婦が借りた店舗の大家、
旦那はカンボジア人ですが奥さんは華僑。
一応、カフェ兼食堂(クイッティウやお粥)も
やってはいたのですが、昼には店じまいして、
午後は毎日、友人たちが来て賭けトランプ。
しかも1日に数百$単位で勝ち負け。
旦那は一切、賭け事はやらないそうで、
狂っているのは奥さん。
バカラかと思っていたら、嫁ちゃんいわく
「私が見たこともない、複雑なゲーム」だと。
ある日、奥さんが嫁ちゃんのところにきて
「200$、貸してくれ」 と。
実は同じアパートの住人から
「あの大家は借りたカネを絶対に返さないぞ」
と事前に注意を受けていた嫁ちゃん、
即座にお断わり。
奥さん本人は、勝てば返すつもりかもしれません。
でも、弱いらしくて、
1日に千ドル負けることもある、と聞きます。
数十室のアパートを経営しているので
カネはあるんですよね。
「じゃあ、旦那が帰ったら頼んでみてよ」と奥さん。
私に訊くまでも無く
「カレの財布と私の財布は一緒よ!」
と突っぱねた嫁ちゃん。
ビザランから戻った私にその話をして
「あんな大家の物件には住みたくないわ」と。
結局、次兄夫婦が食堂経営に挫折したので
もうあの大家とも縁が切れましたけど、
店子から借金しまくる大家、って・・・