田舎の、ノンビリした時間の流れに身体が慣れてくると、


プノンペンの雑踏に、だんだん息苦しさを感じるようになります。



でも、やっぱりプノンペンに住むべきだったのでは?


という考えが、ときどき脳裏をよぎります。



赤ちゃんの体調がすぐれない時、とか、


おいしい和食が恋しくなった時、とか、


ぜひ観たいスポーツ番組がある時、とか。



幸運にも、嫁ちゃんが産気づかなくている間に、


ラグビーW杯が始まって、あの南アフリカ戦を


(ゲストハウスの小さな、ノイズだらけのTVではありましたが)


ライブ観戦できました。 もし田舎滞在中だったら・・・



リオ五輪の期間は日本滞在、とすでに決めています。




昨夏、もう新居が半分くらい出来上がった頃のこと。


嫁ちゃんの従兄弟が訪ねてきて、言ったそうです。


(私は日本にいました)



なんでプノンペンのコンドミニアムを買わないの?


田舎に新築する予算があるんだったら、


頭金が1万ドルもあれば、ローンでOKなのに?



それを聞いたサザエ姉さん、嫁ちゃんに向かって


「アナタは大学で何を勉強していたのよ?!」 と怒ったそう。


(ちなみに嫁ちゃんの専攻は、金融・経営)



で、嫁ちゃんが後日、申し訳なさそうに、私に報告してきた次第。


今のプノンペンの住宅(融資)事情を、家族の誰も、知らなかったのです。


画像は嫁ちゃんの大学 National University of manegement


子供の将来の、進学や就職を考えれば、


もしプノンペンに住めるのなら、そうしたいのはヤマヤマ、


姉さんはそう考えていたのです。 それには嫁ちゃんも同意。


でも、義父母は???



私は、といえば、義父母に結婚の許しをもらった際の条件が


この敷地に3万ドルで家を建てること  だったので、


ハナからプノンペンに家、なんて考えてもいませんでした。



時、すでに遅し。  後悔、先に立たず。




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