朝のうちに法要を終えて、実家はみな


いつにも増してノ~ンビリしたムード。


「今日は洗濯婦を頼んであるから」 と嫁ちゃん。


法要の日は、仕事をしないんだ、と。



ちなみにその洗濯婦さん、日雇いしますが、


報酬はたったの6000リエル=1.5$のみ!!


サザエ一家7名+私たち2名分の洗濯物ですから、


相当な重労働のはずです。



プノンペンのホテルやアパートなら、


シャツ1枚で1$ とかたられるのに。


その前日、嫁ちゃんと2人で


自分たちの洗濯物3日分ほどを手洗いしましたが、


それだけで死にそうなほど疲れたのに。





その昼さがり。


嫁ちゃん、姉さんは両親と一緒に近所の親戚宅へ。


ついていってみたら、なんと始まったのは


賭けトランプ!!!


洗濯はダメでも、賭け事はいいんかい??



普段はギャンブルなどしない、嫁ちゃんの両親も


年末年始だけは特別なんだ、と。


まあ、1回の勝負で動く金額は数ドルですから、


カワイイものですけど。


やっていたゲームは、私の知らない遊び方でした。



勝負に熱中して、私のことなどお構いなし。


嫁ちゃんの、知らなかった一面を垣間見て、


「絶対にカジノには連れていかないぞ」 と誓った私です。



正月3ケ日が終わる16日夕方まで、


女性陣はヒマさえあれば賭けトランプ、でした。




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