12月16日(日)

唯一、父の連絡が取れる姉弟、姉が来てくれた。

私は立ち会っていないのでどういった面会になったかはわからないが・・・

父も母も、疎遠になっていた人なので想像がつかない・・・


この日はもう一人、二度目の面会に来てくれた人がいた。

彼女は彼女が仕事を始めて初めて覚えたお客さんがウチの社長だったらしい。

ちなみに飲み屋とかではない。

機械リース会社の事務員さん。

父もかわいがっていた人。

その彼女がわざわざ、戒光寺というお寺に行ってお守りをもらってきてくれた。

身代わりのお釈迦様と呼ばれるお釈迦様がおられ、「悪しき事のお身代わりになって下さる」又、「首から上の病気、のどの病気を治してくださる」と、崇められているそう。

こういった事をわざわざ調べてきてお守りを持ってきていただいた。

なかなかここまでしてくれる人もいない。

さっそく父の元へ行って病院の許可をもらい、父の身近なところ、点滴の袋といっしょに吊り下げてもらった。

父の容態はと言うと・・・

見た目には顔色が悪くなっている・・・

もっと赤みがあったのだが、今日はそれこそ血の気が引いたように・・・


昨晩、夢に父が出てきました。
特別主人公が父ではなかったのですが・・・
しゃべったのは、



「悔しい」




そのひと言でした。


もっと元気でいたかった?

もっと仕事をしたかった?

もっと車に乗りたかった?

もっと孫と遊びたかった?


どれも正解だけど・・・

私たち家族はもっとその「悔しい」の本質を知っています。

何が一番、悔しいのか・・・

それが何なのか・・・

それはまた追って書こうかと思います・・・


父のそのひと言を思い出すだけで涙が出てきます・・・