12月8日(土)

容態に変化なし・・・

この日は京都北部より親戚が来てくれた。

夜には一週間前、父が一緒に飲んだ知人も来てくれた。


私はとりあえず、こんな状況で?と思われるかもしれないが仕事を選んだ。

父の元には頼りになる兄、弟が居て、同時に母を支えてくれている。

家業を継いだ私としては、仕事人間だった父の思いは「仕事をしろ」

そう感じた。

もちろん、付いていたい気持ちもあるけど・・・

兄弟の中で一番、父に姿・性格が似ていると言われる私は、自分が思う父の言葉を信じることにした。

性格も同じということで幾度となく衝突してはお互い折れずに険悪な期間も多々あった。

そういったことは今となっては後悔という言葉にしかできない。

なぜ、父の言うことが聞けなかったのか・・・そう思うしかできないこの2日間

そしてそれはこれからずっと続くのであろう・・・


幸いにしてこの日、父の容態に急変はなく、仕事を切り上げて面会することができた。

とりあえず、昨日言われた、「今日、明日」を乗り切ってくれた。

ただ、予断を許す訳もなく、ただただ祈ることしかできないことに変わりは無い。