アメリカで起きた人種差別に基づく冤罪事件。
実話を映画にしている。
解説
「その驚異的な強さで“ハリケーン”の異名を持つボクサー、ルービン・カーター。1966年、彼は故郷パターソンで白人3人を殺害した容疑で逮捕され、終身刑を宣告される。無実を訴えて獄中で書いた自伝を出版し反響を呼ぶが、再審で再び有罪判決を受け、カーターの存在は次第に世間から忘れられていった。レズラ少年が古本市でカーターの本を見つけたのは、まさにそんな時だった。カーターの生きざまに胸を打たれたレズラは、その思いを手紙に託しカーターへ送る。」(映画.comより)
自宅近くにある整体マッサージに通った時、若いマッサージ師と仲良くなっていろいろお話するようになりました。彼はアメリカ車が好きで、自宅のガレージでペンキを塗り替えたりちょこっと改造したりしているそうです。アメリカ映画が大好きで、アメリカはいつか行ってみたい憧れの国だ、と話してくれました。
アメリカに住んでみると、日本も同じですが、いい面もその反対も見えてきます。
いろんな人種が集まった国では、人種差別という事象は日常見られます。アメリカの南部に行くほどその傾向は強いように思います。ほとんど単一人種のような日本で育つと、日本人の私にとっては、この環境はかなりショックでした。
『正義』 Justis を訴える カーター
スパニッシュ系、ブラックアメリカン、アジア系、同じ人種同士が一緒に住む地域があって、支えあって暮らしています。
白人優先のエリートを育てるための環境がしっかりアメリカにはあり、教育や医療を満足に受けることができない市民階級があり、自由は闘って勝ち取らなければ得られない、という現実があります。人種差別のなかで24時間生きている人々がいるのは事実です、残念ながら。
自由の国 アメリカでは
正義も闘って勝ち取らなけらば得られない場面が多くあるのです。
『ザ・ハリケーン』(1999 原題: The Hurricane)
アメリカ合衆国の伝記映画。黒人差別に基づく冤罪事件である「ルービン・カーター事件」を題材としている。
ルービン・”ハリケーン”・カーター デンゼル・ワシントン
レズラ・マーティン ヴィセラス・レオン・シャノン