ワンシーン ワンシーンがゆっくりと移っていく -


シーンごとに心に深く染入る、

そんな映画を観ました。


北京の伝統的な庶民の住宅街、胡同(フートン)


三輪車で昔なじみのお得意さんの家を回るのが日課の
現役の理髪師、靖奎さん。



自分の運命を謙虚に受け止めて
誠実に つつしみ深く生きてきたチン老人。


生きるとはどういうことか



どう死すべきか

心豊かに暮らすということはどうゆうことか

いろいろなことを考えさせてくれた映画でした。


『胡同(フートン)の理髪師』(2006年:剃头匠 The Old Barber )
中国
監督名    ハスチョロー 
主演・出演     チン・クイ/チャン・ヤオシン


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<おまけ>
My favorite


いつも散髪していた友人の家を訪問したら 友人は亡くなっていた。

来たときと同じ、三輪車をこいで自宅に戻るとき、

ふと振り返って台車を見てみると


友人の飼い猫が 
その中に座っているのに気づくシーン