繊細な自分がめんどくさかった


私は、自分の繊細さ・弱さに長いこと頭を抱えてきました。

なぜなら、とても生きづらいから。



人の感情がすぐわかってしまうし

何ならそれに共鳴してしまうし

人の顔色を伺ってしまうし

人が気にならないことも気になるし

求めてないのに常に自動のアンテナが

作動してるかのように周囲の色んな

情報を拾ってしまうし

疲れやすいし

無理するとすぐ身体に不調が出るし

だから身体も弱いし


あーーーーーもうめんどくさい!って

ずっと思ってました。



ですが、

Calypsoの前身となる屋号で何年か活動していた時のことです。



天然石アクセサリーを作り始めてから"感受性豊かだからこそ、繊細で美しいものを生み出せるのね"とお客さまから言っていただけるようになりました。



もしかしたら、

繊細だからこそ受け取れることや表現できることがあるのかなと思い始めました。



目に入ってくる自然界の美しい色彩や植物・季節の香りに気付くことができたり、珍しい野鳥のさえずりを聞いて幸せを感じられたり。



感じやすい分、ちょっとしたことで幸せや喜びを感じられるのは、素敵なことなのかもしれないと思えました。




 生み出すエネルギーに変換


悪い面だけじゃないと気づいてからも、正直、生きづらいなと思うことはあります。



ただ、今は繊細な自分を否定することはしなくなりました。



そんな繊細な自分を"ちょっと手間のかかる子だけど、時にすごい力を発揮する子"だと捉えているんです。



感じること・ものが多い分、それを生み出すエネルギーに変換していけたら、素晴らしいなと思っています。




 繊細な石もある?


アクセサリー制作を通じて、色んな石に触れますが、硬度が低く傷つきやすい石、割れやすい石、乾燥に弱い石もあります。



オパールなんかもそうですね。

遊色効果があって、美しい石ですが、とても脆くて繊細なんです。



それでも人を魅了して止まない石。

光に当てると、乳白色の中に虹色が広がり、それはもう息を呑む美しさです。



私もそんな風に、脆くとも美しく輝く人になりたいなと思うのです。



読んでいただき、ありがとうございました!


Calypso


※写真がオパールじゃない件…笑