本日6月30日は、神道の儀式、「大祓(おおはらい)の日」です。

天下万民の罪や穢れを祓うことから、通常のお祓いよりも大きい、「大祓い」というそうです。

6月30日と12月31日に行われ、6月の方を「夏越の祓い」、12月の方を「年越の祓い」というそうです。

 

 

 

ということで、知ってしまったからにはせっかくですので、都城市の「神柱神宮」にお参りし、

「茅の輪くぐり」

という、夏越の祓いの儀式を行ってきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

この輪を、正面から最初に左回り、次に右回りと 8 字を描いて計3回くぐってきました。

こうすることで、半年間に溜まった病と穢れを落とし、残りの半年を無事に過ごせることを願うのだそうです。

周囲に人はいませんでしたが、一人で回っていると、ちょっと笑いそうになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし単純なタイプなので、やり終えると、気分はすっきりしました。

思い立ってすぐに行動して良かったです。

 

 

 

 

ところで私の実家は仏教ですが、夫の実家は神道で、結婚当初は初めて経験する神道の法事での作法に戸惑ったものです。

あるときの法事で、神主さんが神事を執り行っている最中、着ておられた浄衣(じょうえ)という

着物みたいなご立派な白衣の袖が、祭壇に供えてあった水の入った瓶を倒し、辺りが水浸しになるというハプニングがありました。

「なんだかこぼしそう、袖があたりそう、あああぶない、もうだめ、やっぱり…」

という恐れていた事態になった瞬間、当時25、6歳だった私のタガは完全にはずれました。

笑いの波が押し寄せてきたのです

「笑いたい、でもの場で笑っちゃいけない。でも死ぬほどおかしい。」

やっとの思いで堪えましたが、心の中では大爆笑でした。

笑いたい時に笑えないのは辛いものですね。

久しぶりにそのことを思い出しました。

最近では法事に呼ばれることも少なくなりました。

 

 

 

6月はすっかりお世話になりました。

7月も皆様が健やかにお過ごしになれますように。

 

 

 

 

神柱公園のアヒルさん

元気です