癒しの一人旅☆④ 道の駅
こんばんは。靴下ねこです。
一人旅。剣淵(けんぶち)町での話の続きです(*^_^*)
ランチの後は『 道の駅(絵本の里けんぶち) 』を目指しました。
宿泊先の塩狩ヒュッテの奥さんに出掛ける前に剣淵町に行く事を伝えると、おすすめスポットが載っているパンフレットをいただきました☆
ほとんど誰も歩いていない道をひたすらまっすぐ歩きました。
途中で、何かの気配を感じました!
柵もない道路脇で静かに草を食べていました(*^_^*) わりと至近距離で驚きました!のどかな風景。
さらに歩き進めると、だんだん雲行きがあやしくなっていきました(>_<)
雨がポツリ…ポツリ…。どうしよう…
そしてこの後、ちょっとしたハプニングが起こりますf^_^;)
雨の中、トボトボと歩いてる私のところに一台の車が止まりました。
運転席の窓が開き、おじさんが声を掛けてきました。
おじさん「アンタ、どこ行くのさー?」
私 「道の駅まで行こうと思ってます」
おじさん「 傘 持ってないのかい?」
私 「 はい… 」
おじさん「 のんなさ~い(乗りなさい)!」
私 「 あ、スミマセン… 」
なんと、私は
乗りました!
知らないおじさんの車に躊躇せず乗ったのです!f^_^;)
当たり前ですが、普段の札幌での生活の中で、知らない人の車に乗ることは決してありません。これまでにもそんな事は1度もありません。
しかし、その時はなぜか直感で、ここは乗るべきだと思ったのですf^_^;)
車に乗せていただいてから道の駅までは結構な距離がありました。
車の中で、おじさんといろいろ話をしました。
おじさんは士別(しべつ)市へ向かうところだったそうです。道の駅は反対方向にあります。
なんて親切な方なのでしょうか!
道の駅に着く頃には先ほどより雨が強くなっていました。
おじさんは「 帰りも誰か(車に乗せてくれる人を)見つけないとダメだわ~ 」と言っていました。
無事に道の駅に到着し、私はお礼の言葉を伝えて車を降りました。
おじさんは雨の中、運転席の窓を開け、手を振って士別の方へ去って行きました。
思いがけない出会いに人の温かさを感じました(*^_^*)
さっそくお目当ての『 しそソフト 』をいただきました(*^_^*)
こちらの道の駅(絵本の里けんぶち)では焼きたてパンも人気のようです。
レストランや野菜の直売所や剣淵町の特産品もいろいろありました。
せっかく来たので道の駅でもっとゆっくりしたかったのですが、やはり帰り道の事が気になってしまい、すぐに帰る事にしました。
まだ雨は降っています。
おじさんに言われた通り、誰か見つけなければ…これは、人生初のヒッチハイクか⁈ と思って辺りを見渡します。優しそうな年配のご夫婦がいたので、少し様子を伺いましたが…結局、声をかける勇気が出ず…(>_<) その後、道の駅の前にバス停を見つけたのですが、ちょうどいい便もなく…
そのうち雨が少し落ち着いて来たので、とりあえず来た方向に向かって歩き始めました。歩いているとだんだん晴れてきました!このまま歩き続けるしかないと思いましたf^_^;)
道の駅を出てから4~50分くらい歩いてようやくJR剣淵駅に辿り着きましたf^_^;)
歩き疲れたので、もう動かずに駅の待合室で待つことにしました。
そして、ようやく列車が来る時間になり、ホームに立って待っていると、なんと列車が反対側のホームに入りました‼︎
慌てて階段を駆け登り向かい側のホームへ!ギリギリセーフで間に合いました‼︎
帰りなので、行きで降りたホームと反対側に来るとばかり思っていましたが、そうではない事もあるようです。焦りましたf^_^;)
無事に塩狩駅に到着して、くたくたになりながら宿に戻ると「 おかえりなさい」と奥さんが笑顔で迎えてくださりホッとしました(*^_^*)
その日は夕食前にお風呂に入りたいと奥さんに伝えますと、すぐに温かいお湯を張って用意してくださいました。歩き疲れた体を癒します。
そして夕食の時間です♪
かぼちゃのコロッケもとても美味しかったです(^o^) ご飯(ゆめぴりか)も美味しくておかわりしてしまいました!
おじさんは一人旅がお好きだそうで、その魅力を語っておりました。
見知らぬ方と同じテーブルでの食事にも前日よりは慣れてきましたので、私はおじさんと時々おしゃべりしながら楽しく夕食をいただきました(*^_^*)
部屋に戻ってからは、持参したポータブルDVDプレイヤーで映画を1本観ました。
『 死霊館 』というホラー映画です。
なかなか怖くて面白かったですf^_^;)笑
その後、明日はどこへ行こうかな?
と考えたのですが、決められないまま眠りに着いたのでした(*^_^*)
つづく☆











