奇跡の日常を | 真夜中の食パン

奇跡の日常を

こんばんは。靴下ねこです。





小谷美紗子さんの弾き語りツアー
2016『 MONSTER 』

初日の札幌公演へ行ってきました。


{0D541B94-C1AC-4D10-9C40-23039BDC66D3}




会場は 『 札幌くう coo 』

{23EFD155-C5F1-43F5-9626-FF9A7DFC6967}

( 札幌市中央区南1西20 )


デビューされて20周年。

アルバム『 MONSTER 』に収められている10曲全てをMC無しで一気に歌い上げました。一曲一曲、歌い始める前の数秒間、気持ちを集中される小谷さん。
聴く側も集中力を高め息を潜めて静かに待ちます。

小谷さんにしか創り出せない世界。

この素晴らしさをどんな言葉で現せばよいのか。。。

深く深く心に染み渡りました。

気が付けば、静かに涙が溢れていました。

小谷さんの歌を聴くと、いつも「自分を見つめ直そう」と言う気持ちになります。





歌なんか  今そんなもの聴いても  
仕様がない
大事な人が   死んだら
隙間のない悲しみに  
隙間だらけの言葉
倒れた町を  擦り抜けて
ありふれて  孤独を誘うばかり

それでも言い切ろう
最後は心だもの
この世にいても  いなくても
おとぎ話のような   夢だけれど
叶うんだよ  また会えるんだよ
いつかまた  望む  ふるさと

一人じゃなければ  頑張れるのに
生きるって  意味が分からない
一体  誰を守る屋根だろう
一人ぼっちじゃ  何もいらない
その場限りの夢は  いらない

それでもどこかで  
いつも繋がっている
僕らは   何も忘れない
あの人の誕生日を  卒業式を
思い出す為に  生きて行く
見知らぬ僕らを  繋いで行く

遠い遠い  空を掴まえた
もうどこまでも行ける
遠い遠い  列島の夢  
この空をみんなが見ている

生きる  その意味を  共に知るまで
同じ風にもたれて   泣こう

いつだって  そこには果てがある
どんな春にも必ず  
桜がちゃんと散るように
僕らもいつか  去り行く定め
だから  またみんな  会えるんだよ

ただいま   おかえりって  
奇跡の日常を
守るんだよ  未来のふるさと
あの人が  残したふるさと
あの人が  地上を愛している


『 3月のこと 』
( 作詞・作曲   小谷美紗子 )





ではまた☆