合格者の出しすぎ、その 2 | 北加発:アメリカ合州国、教育、人々、その他、なんでも

合格者の出しすぎ、その 2

UCLAで2011年度の入学者(新入と編入)が過去の実績の比率をこえて、1000名ほど増えたお話はお伝えしましたが、息子が就職した、東海岸のとあるLACでも、入学希望者の比率が例年のものをを超えたために、寮の部屋の確保、ベッドの確保に、大学は追われているそうです。ここでも、UCで以前行われたように、二人部屋に追加のベッドを持ち込んで、三人部屋にしているそうです。

この二つの大学が例外なのか、ほかの大学でも同じような傾向がみられるのかわかりません。しかし、予測を上回る入学者というのも、大学にとっては頭の痛い状態ですね。6月のはじめにわかってから、秋になるまえには受け入れの態勢を作っておかなければなりませんから。

さて、息子のいる大学(これからは、某LACとします)では、LACのなかでは中堅あるいは普通のレベルの大学で教育内容では遜色が無いとの評価があるそうです。この某LACでは、初年度に退学する学生の比率が10%と20%の間のようですが、息子が聞いて驚いたのが、入学してきて、入寮して一泊後、二泊後に退学する学生が毎年数名いるということでした。これは、POMONAでは考えられないことで、おそらく、彼らは親元を離れる精神的な準備が整っていなかったのではないかと思います。

話が外れますが、Retention Rateというのは、お金で解決できる部分の大きいので、教育内容が良くても、大学が裕福でなければ学生の窮状を救ってやれることができなくて、やむなく学生が退学することも多いと思います。Pomonaが、非常にたかいRetantion Rateを誇っているのは、もしも親が失業しても、親が出していた学費を大学が即刻肩代わりしてあげることができる資力があるからです。ただ、このような大学はほんの一握りですね。

小中高大の学校のレベルというのは、教える側ではなく、学生のレベルのことだと私は思っているのですが、この学生のレベルというもののなかには、学力、体力、才能、能力、やる気のほかに、独立心もあるのでしょうね。